幕張で無人運転バス? 千葉市、ソフトバンク、モネの3者が連係協定

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2019年08月22日 17:02  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
千葉市、ソフトバンク、MONET Technologies(モネ・テクノロジーズ、以下:モネ)の3者は、千葉市における近未来技術の実装に向けた包括連係協定を締結した。トヨタ自動車とソフトバンクの共同出資会社であるモネが参加していることからも分かる通り、今回の提携は次世代モビリティの社会実装を視野に入れた取り組みでもある。

○日本の縮図・千葉市で先端技術を実証

千葉市は2016年に国家戦略特区の指定を受け、ドローンや自動運転などの先端技術を取り入れた街づくりを推進している。熊谷俊人市長は今回の包括連係協定を結ぶにあたり、「MaaSなどの社会実装を想定した実証実験を重ねていくことで、(技術革新が進む中での)行政、街の在り方を模索していきたい」と意気込みを語った。

3者は次世代モビリティサービスの推進、先端技術の活用によるスマートシティ化、ICTを活用したスマート公共サービス、先進的な教育の振興などで連携していく。具体的な内容はこれから詰めるとのことだったが、ソフトバンク副社長でモネ社長を兼務する宮川氏は、「都会と田舎の2つの顔を持つ千葉市は日本の縮図のような場所。あらゆるテクノロジーを持ち込んで、実証実験を行いたい」と意欲を示した。

モビリティの分野では、幕張新都心での無人運転バスを検討しているとのこと。宮川氏はあくまで「希望」と前置きしたうえで、幕張を無人運転バス運行エリアの第1号にしたいと期待をにじませた。
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