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炎天下の甲子園、野々村元監督の「鍛えてたら死なない」に賛同の声も「“耐える”は教育に必要」

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2019年08月23日 19:22  Business Journal

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写真野々村直通氏の著書『やくざ監督と呼ばれて』(白夜書房)
野々村直通氏の著書『やくざ監督と呼ばれて』(白夜書房)

 第101回全国高校野球選手権大会(夏の甲子園)は、履正社(大阪)が「大会ナンバー1投手」との呼び声高い奥川恭伸投手を擁する星稜(石川)を下して初優勝を飾った。球児が熱戦を繰り広げている一方、高校野球のあり方についての議論も白熱している。岩手県予選でも、今年もっとも注目されている佐々木朗希投手(大船渡高校)の起用法をめぐって、喧々諤々の議論が沸き起こった。そして今度は、炎天下での試合開催の是非をめぐって激論が交わされている。


 開星高校野球部の元監督・野々村直通氏が8月22日放送の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)に生出演。過激な言動で知られる野々村氏だが、今回も高校野球にまつわる持論を展開して大きな話題を呼んでいるようだ。


 番組では22日に開催の甲子園決勝戦を特集。併せて高校野球に求められる変革についても議論を交わす内容となった。そのなかで、近年問題視されている「炎天下での開催」へと話題が移り、対策案として“甲子園のドーム化”を打ち出されると野々村氏は「もうロマンないね」と不満げな様子。案としては認めつつ「太陽の下でやるのが僕のイメージ」と明かし、熱中症など体調面への影響に関しても「鍛えてたら死にませんよ」との見解を示した。


 また“開催日程をずらす”という案に対して、進行役の羽鳥アナウンサーがパネルで野々村氏の言葉を紹介。「暑い中、耐えてがんばっている高校球児を見たがっている人もいる。そこに感動する人も。暑さに耐えるのも教育」と読み上げると、野々村氏は「絶対、必要ですよ」「何もかもがエアコンの効いた、空調の効いたハウスの中でやるような教育しちゃダメなんです」と持論を展開した。


 野々村氏の発言にネット上では、「今と昔では暑さが違う。野々村氏の発言は時代錯誤」「何も配慮してこなかったから問題になっているのに、根性論だけではこの先も変わらない」といった声が続出。一方で「重要なのは現場にいる監督の指導力・判断力であって、野々村氏の考えは間違っていないと思う」「野々村氏は言葉のチョイスが悪いけど、“耐える”という教育は確かに必要」「もちろん配慮や変革も大事だけど、なんでも楽なほうへ向かおうとする考え方は賛同できない」といった声もあり、賛否両論が巻き起こっている状況だ。


 野々村氏は開星高校野球部の初代監督(当時は松江第一高校)にして、同校を春夏合わせて9回甲子園へと導いた実力者。一方で歯に衣着せぬ物言いでも知られ、過激発言が猛批判を招いたこともある。


 2010年の第82回選抜高校野球大会(春の甲子園)では、野々村氏率いる開星高校が、21世紀枠で出場した向陽高校(和歌山)に敗北。試合後に野々村氏が放った「腹を斬りたい」「21世紀枠に負けたのは末代までの恥」などの発言が、向陽高校に対する侮辱だと物議を醸した。野々村氏は辞任へと追い込まれたものの、約8000人の監督復帰嘆願の署名が集まって翌年に復帰した経験を持つ。


 野々村氏が巻き起こした賛否両論の渦。高校野球の変革に影響をもたらすのか、長い目で注目したい。


(文=編集部)


このニュースに関するつぶやき

  • 炎天下で無理して誰か死んでも、絶対に責任取らないし、取れもしないし。 「もうロマンないね」って、ロマンの為に殺されては、死んでも死にきれないよね。
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  • 耐える教育はたしかに必要ですが、いくら鍛えようと限度を超えたら人は簡単に死にます。てめえも元監督なら 感動や根性の話じゃねぇよ!選手だって人だぞ!
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