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遠のく対韓輸出再開=被災地水産物、関係悪化で

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2019年08月24日 09:01  時事通信社

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時事通信社

写真宮城県・竹浦漁港で水揚げされたホヤ。韓国の輸入規制で販路を失ったため焼却処分される=2016年8月、同県女川町
宮城県・竹浦漁港で水揚げされたホヤ。韓国の輸入規制で販路を失ったため焼却処分される=2016年8月、同県女川町
 日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄をめぐる両国関係のさらなる悪化で、韓国による福島など8県産水産物の禁輸措置の解除は、さらに遠のきそうだ。不買運動の広がりにより他の農林水産物・食品の輸出にもブレーキがかかりかねず、関係者は気をもんでいる。

 東京ビッグサイト(東京都江東区)で23日まで開催された国際見本市「ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」。東北名産のホヤを扱うブースでは、蒸しホヤのほか塩辛、乾物、調味料とさまざまな加工品が並ぶ。担当者は「韓国に輸出できない以上、品ぞろえの強化や魅力をPRし国内のファンを増やさなくては」と語った。

 東京電力福島第1原発事故をきっかけに、韓国は福島や宮城、茨城など8県の水産物の輸入を停止。中でも生産量の8割が韓国向けだった宮城県産ホヤの受けた打撃は大きく、一時は売り先がないため廃棄に追い込まれた。

 日本は放射性物質に関するデータを示して安全性を強調するが、今年4月には韓国の禁輸を協定違反だとして提訴した世界貿易機関(WTO)で敗訴。両国関係が悪化の一途をたどる中、「(輸出再開の)期待はもうしていない」(宮城県の輸出業者)と、関係者の間には諦めムードも漂う。

 日本は今年、食品輸出を1兆円とする目標を掲げており、第5位の輸出先である韓国は無視できない存在だ。ところが1〜6月の輸出額は、全体が前年同期比2.9%増であるのに対し、韓国は2.7%減。7月以降は日本製品の不買運動により「一部で新規の商談が止まっている」(農林水産省)といい、さらに減速する可能性がある。 

国際見本市「ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」の展示ブースに並んだホヤの加工品=23日午後、東京都江東区の東京ビッグサイト
国際見本市「ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」の展示ブースに並んだホヤの加工品=23日午後、東京都江東区の東京ビッグサイト

このニュースに関するつぶやき

  • 理屈ではなく感情を優先する取引先は、たとえ事故のことがなくても、なんだかんだ理由をつけて禁輸する可能性があるので信頼性がない。それより国内消費や信頼性のある取引先を探したほうが有意義だと思います。
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  • 捨てるのか。三陸のホヤは最高なのに勿体無いな。韓国済州島のホヤは身が薄くて硬く不味かった。自分のところでまともなホヤが採れないから日本に依存してたろうに。愚かな隣国だ
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