ホーム > mixiニュース > コラム > 「老後の心配」は貯蓄の多さで変わる? 2人以上世帯編

「老後の心配」は貯蓄の多さで変わる? 2人以上世帯編

4

2019年08月24日 18:32  All About

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

All About

写真「老後が心配」という方も多いことでしょう。お子さんがいる方は、教育費との兼ね合いから、老後費用としていくら残せるかなどと心配している方もいるかもしれません。では、現在の貯蓄の多い少ないによって、老後の心配の度合いは変わるのでしょうか。
「老後が心配」という方も多いことでしょう。お子さんがいる方は、教育費との兼ね合いから、老後費用としていくら残せるかなどと心配している方もいるかもしれません。では、現在の貯蓄の多い少ないによって、老後の心配の度合いは変わるのでしょうか。

2人以上の世帯の場合、老後の心配度合いは?

金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査]」(2018年)の「老後の生活についての考え方」より、貯蓄の多い・少ないによって老後の心配がどれくらい違うかについてお伝えします。ご家庭の貯蓄額に近いものとあわせて、ぜひご覧ください。

※当記事の「貯蓄」とは、「金融資産」全体のことをさします。また、例えば来月のカード引き落とし代など、日常的に使うために一時的に貯めているお金ではなく、将来のために備えている貯蓄や運用のためのお金をここでは「貯蓄」とします。

2人以上世帯も、貯蓄が増えると「老後の心配度」が減っている

「老後の生活(高齢者は、今後の生活)」において、「それほど心配していない」「心配である」など、心配の度合いについての調査結果を抜粋しました。

貯蓄100万円未満

・それほど心配していない……9.4%
・心配である……90.6%
・多少心配……34.4%
・非常に心配……56.3%★

貯蓄400万円〜500万円未満

・それほど心配していない……11.7%
・心配である……88.3%
・多少心配……51.7%
・非常に心配……36.7%★

貯蓄1000万円〜1500万円未満

・それほど心配していない……15.9%
・心配である……83.2%
・多少心配……50.3%
・非常に心配……33.0%★

貯蓄2000万円〜3000万円未満

・それほど心配していない……24.3%
・心配である……75.4%
・多少心配……53.7%
・非常に心配……21.7%★

貯蓄3000万円以上

・それほど心配していない……46.3%
・心配である……53.5%
・多少心配……37.9%
・非常に心配……15.6%★

いかがでしょうか。特に上記の★印をご覧ください。「非常に心配」と答えた人が、貯蓄が増えるにつれて、56.3%→36.7%→33.0%→21.7%→15.6%とどんどん減っていることがわかります。

貯蓄が3000万円以上の人では、「それほど心配していない」と答えた人が半数近くもいます。老後の心配度は、貯蓄額に反比例しているということが、おわかりいただけるのではないでしょうか。

一人暮らしと比べると、「非常に心配」な割合が低い

一人暮らしと比べてみました。同じ貯蓄額でも、「老後の生活が非常に心配」だと答えた割合が、「2人以上世帯」の方が、少し低いケースもあります。

「非常に心配」と答えた人の割合

●貯蓄100万円未満
・一人暮らし……54.2%
・2人以上世帯……56.3%

●貯蓄400万円〜500万円未満
・一人暮らし……46.2%
・2人以上世帯……36.7%★

●貯蓄1000万円〜1500万円未満
・一人暮らし……38.6%
・2人以上世帯……33.0%★

●貯蓄2000万円〜3000万円未満
・一人暮らし……21.8%
・2人以上世帯……21.7%

●貯蓄3000万円以上
・一人暮らし……19.6%
・2人以上世帯……15.6%★

★印のように、一人暮らしの人に比べると、2人以上世帯の方が、「非常に心配」という割合がやや低いケースが見られます。

本来、同じ金額のお金があれば、それを1人で使うのか、2人以上で使うのかを考えてみると、1人で使う方がゆとりがあるように思えます。ところが実際は、2人以上世帯だと何かあった際に「パートナーとお互いの面倒を見られる」「子どもや孫に助けを求められる」などという安心感が、プラスされているのかもしれません。

以上、「老後の心配度」が貯蓄に反比例するというデータをお伝えしました。ただし、老後の心配を解消できるのは、“お金”だけではありません。

パートナーや家族、友人、近所の人などとの人間関係、趣味や仕事などの活動など、“心のよりどころ”も大きく影響してくるはず。それらは、若いときからの積み重ねからできるものですよね。

ぜひ、貯蓄を少しずつ増やすとともに、さまざまな人間関係や趣味などの活動も大事にしていってくださいね。
(文:西山 美紀(マネーガイド))

このニュースに関するつぶやき

  • 今のままで90歳まで生きた時、どれだけ必要か? そして、貯蓄に加えて年金等どれだけの収入があるか? 万一の予備費も計算に入れて年1回洗いざらい書き出し、不足なら収入増やすか支出を減らせば良い。 漠然とした不安が一番ダメ。
    • イイネ!0
    • コメント 0件
  • 貯蓄もそうだが、社会保障制度や行政で受けれる公的な支援や減免制度に詳しくなる事も必要。役所は、きかないと教えてくれないので、保険料の減免等の制度や減税を行う方法も学ぶ必要がある。
    • イイネ!1
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(3件)

あなたにおすすめ

前日のランキングへ

ニュース設定