『サイマジョ』歌と踊りを完コピ 森口博子ら80’sアイドルの執念「昭和に変換して覚えた」

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2019年08月24日 19:52  Techinsight Japan

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「何が何でもバッてキメたい!」と完コピに燃えていた森口博子
欅坂46のデビュー曲『サイレントマジョリティー』(略称:サイマジョ)と言えばアイドルソングの概念を覆すような歌と斬新な振り付けで注目を集め、今でも人気のあるナンバーだ。8月22日放送のTBS系音楽番組『UTAGE!令和の夏!挑戦の夏!3時間SP!』のなかで松本伊代や森口博子、松本明子といった80’sアイドルをはじめMAX(NANA、MINA、LINA、REINA)にAKB48の峯岸みなみといった世代の違うアイドル総勢8人が、その『サイマジョ』に挑戦した。

番組で紹介した彼女たちの練習風景では『サイマジョ』はキレキレな振り付けが特徴であることから、松本伊代は「何より機敏さが求められるので、こんな機敏な動きをしたことがない」という。さらに同曲のポイントについて「笑顔を見せないパフォーマンス、現代社会への反発や怒りの表情」だと説明されると、「苦手〜何の怒りもない」と口にするのでスタッフから笑いが漏れた。

一方で森口博子は完コピに燃えており、「イントロ序盤の顔を上げる振り付け」が大事だと聞くと「1回目の顔を上げるところ、何が何でもまずバッてキメたい!」と気合が入った。そのように一通りの練習を経ていよいよ本番に臨む。

『UTAGE!』のスタジオでは制服姿の8人が「私たち、UTAGE坂47です!」と挨拶、MCの中居正広が47歳の誕生日を迎えたのでお祝いの気持ちから「47」にしたと明かすが、中居は「すみません僕、年齢NGなので」と返して笑わせた。

森口は中居に見どころを聞かれて「最初のつかみが大事!」「そこが一番のネタだから!」と答え、「芸人じゃないんだから」と突っ込まれていた。

また、峯岸みなみはAKB48との違いを聞かれ「AKBは皆で楽しく自由にみたいな…」と答えて、ひな壇にいた柏木由紀に「そんなことないと思う、自由なことはないですよ」と訂正されてしまう。

峯岸は、AKB48の『恋するフォーチュンクッキー』などは初見で踊りをマネできて「お茶の間にやさしい」が、欅坂46の『サイマジョ』は1回見てマネできるものではなく「お茶の間に厳しいです」ということを伝えようとしたようだ。

50代の松本伊代、松本明子、森口博子に40代のMAX、20代の峯岸みなみがステージに向かうと、中居は無理をするなという意味で「死なないでね! 絶対に死なないこと!」と呼びかけた。

ところがポジションにつくと、彼女たちの表情が引き締まった。音楽がスタートして最初の見せ場「1回目の顔を上げるところ」もヘラヘラすることなくクリア。その後も乱れることなくパフォーマンスを繰り広げる。

驚いたのはヘッドセットマイクで歌いながら踊っていることだ。特にセンターの松本伊代はソロで歌い出したが、低音で落ち着いたイメージは『センチメンタル・ジャーニー』とまるで違っていた。

本家の欅坂46でさえ、『サイマジョ』の激しい振り付けを踊りながら歌うのはなかなか大変そうである。UTAGE坂47が短期間で振り付けを完コピするだけでなく、歌までこなすには相当な練習が必要だっただろう。

やがて彼女たちが『サイマジョ』の完コピを終えると大きな拍手が沸いた。森口博子が太ももの後ろを押さえて「この辺が痛い」とアピールすれば、力尽きたように倒れ込んだ松本明子は「いや本当に難しいですね、歌いながらぜえぜえ言いながら。80年代にはないですもんこのリズムの取り方が」と訴える。

それには中居正広も「本当だよね〜」とうなずいた。実はパフォーマンスを見ながら「これ難しいぞ」とつぶやいており、見ているだけで分かったようである。

すると森口が「だから私たち、当て込むっていうか、テンポに合わせて覚えられないから『アホの坂田 アホの坂田』って真面目にやってた」「昭和に変換して覚えました」と明かして笑わせた。

ちなみに、森口博子が自身のTwitterで「欅坂46の『サイレントマジョリティー』完コピに挑戦いたしました!! この夏の課題はハードでしたが青春でした」とツイートしたところ、視聴者から「凄い! 動きがいい! 笑顔が残念だったけど…素晴らしかった。まだまだ、制服、似合いますね!!」、「踊りも完璧で、ステキでした 衣装もすごく似合ってました」などの反響があった。

画像2枚目は『松本伊代 2019年8月23日付Instagram「昨夜放送した「UTAGE」見ていただけましたか、、、?」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)
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