ホーム > mixiニュース > スポーツ > スポーツ総合 > ボッチャ、老いも若きも=ルール簡素化、地域で大会−パラリンピックまで1年

ボッチャ、老いも若きも=ルール簡素化、地域で大会−パラリンピックまで1年

0

2019年08月25日 07:31  時事通信社

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

時事通信社

写真ボッチャの練習会に参加する人たち=22日、横浜市旭区
ボッチャの練習会に参加する人たち=22日、横浜市旭区
 2020年東京パラリンピック開幕まであと1年に迫る中、正式種目「ボッチャ」が、障害の有無や年齢に関係なく楽しめるスポーツとして幅広い層に広がっている。3世代で楽しめるよう自治体がルールを簡素化し、子どもや高齢者らが交流しながらプレーするサークルも生まれている。

 横浜市旭区の今宿地区センターで月2回開かれるボッチャの練習会では、8月末に開催される区民大会の予選に出場する高齢者らが練習に励む。中でも投球フォームを入念にチェックする姿が目立つのは、平均79歳の男性3人でつくる「第二銀齢会」のチームだ。

 練習試合では、リーダーの久下勇次郎さん(78)が第一投を白いジャックボール(目標球)のそばに止め、歓声が上がった。しかし、最後の投球が勢い余って相手のボールに当たり、目標球に近づけてしまった。敗戦した久下さんは「最後の最後まで試合結果が分からないところが面白い」と苦笑い。「屋内でできるので、シニアのスポーツに適している」と話す。

 旭区はボッチャの普及に力を入れる。3月には規則を一部簡素化した独自のルールブックを策定。コートをコンパクトにして狭い場所でも試合できるよう配慮し、本来は禁止されている試合中のチーム内での会話も認めた。同地区センターの沼倉利浩副館長(54)は「3世代が一緒に遊べるようにした」と狙いを話す。

 東京都三鷹市の「ボッチャの輪つくろう会」は、ボッチャ部のある同市の杏林大との交流をきっかけにできた地域サークルだ。同大の学生らを招いた年4回の体験会には、小学生や高齢者、知的障害者らが参加する。今月23日の体験会に参加した市内の中学3年本間美由さん(14)は、「試合を重ねていくうちに、投げ方のこつや技がたくさんあることに気付いた。何度やっても飽きない」とプレーを楽しんでいた。

 会の世話人、近藤敬子さん(70)は「シニアのスポーツとして広げようと活動していたが、今では私たちが小学校に教えに行っている」と話す。

 杏林大ボッチャ部顧問の一場友実准教授(41)は、ボッチャが広がる理由として、「年齢に関係なく誰でも対等に試合ができるところは、他のスポーツにない魅力だ」と語った。 

ボッチャの体験会で、知的障害者らのチームと練習試合をする子どもたち=23日、東京都三鷹市
ボッチャの体験会で、知的障害者らのチームと練習試合をする子どもたち=23日、東京都三鷹市

    あなたにおすすめ

    ニュース設定