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貯金を増やすために身につけたい「力」がある!?

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2019年08月25日 21:12  All About

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写真私は家計管理でも、高いところから見下ろすように視野を広げること、つまり俯瞰力を持つことが大切だと考えています。いったい「俯瞰力」と「家計」にはどういう関係があるのでしょうか?
私は家計管理でも、高いところから見下ろすように視野を広げること、つまり俯瞰力を持つことが大切だと考えています。いったい「俯瞰力」と「家計」にはどういう関係があるのでしょうか?

家計で俯瞰力(ふかんりょく)が大切な理由

皆さんはどのような節約を、日々心がけていますか。

例えば、食材を安く購入して食費を節約することや、水道や電気の無駄遣いを減らすことなどでしょうか。それらの節約は、コツコツ積み重ねることでそれなりの効果を生み出す大事な節約です。

しかし家計全体を俯瞰(高いところから見下ろすこと)してみてください。実は即効性のある節約があることが分かるはずです。

代表的な例は、生命保険やスマホ代などの見直しです。これらの項目は毎月出て行くお金が数万円単位となることが多いため、一度の見直しで大きな削減効果が期待できるからです。

家計の俯瞰力が問われるケースは他にもあります。金融機関などに支払う手数料です。多くの方は、目の前の節約に一生懸命になりますが、手数料については見落しがちです。

例えば、金融機関等で時間外に預金を引き出すと、時間外手数料を払うと思います。他にも、お金を振り込む際に、その都度振込手数料を払っていることはありませんか。さらに、資産運用をする方は、証券会社に支払う手数料や、間接的に払っている投資信託の信託報酬なども代表的なものです。

塵も積もれば山となり、気が付かないうちに何千円、何万円と払っていることもあるでしょう。せっかく食費や光熱費で節約しても、そのような手数料の支払いで、あっという間に無駄になってしまうこともあるでしょう。

このような金融機関に支払う手数料の無駄を防ぐには、最初から手数料の優遇サービスが多いネット銀行などに口座を開設する、もしくは手数料が安い証券会社を利用することが有効です。

これらの例はほんの一部分かもしれません。どのような場合も目先の損得にこだわるのではなく、一旦冷静になって家計全体を俯瞰してみましょう。気付くことはたくさんあるはずです。

資産と負債の管理でも俯瞰力が役立つ

資産形成は銀行の普通預金や定期預金などを利用していて、負債としては、住宅ローン、利息付き奨学金、オートローンや教育ローンなどがあるご家庭は多いと思います。実際筆者も、このようなご家庭をたくさん見てきました。ここでも、俯瞰してみると分かることがあります。

例えば、定期預金の金利が0.03%だったとします。対するオートローンの金利が1.5%だったとすると、当然お金が増えるスピードより、減るスピードのほうが大きくなります。

このケースでいえば、金利0.03%の定期預金の預け入れを増やすより、金利1.5%のオートローンを減らすほうが家計全体のダメージは少なくなるはずです。さらにいえば、資産の運用効率を高めることも、何より大切な視点です。

俯瞰力をアップさせる方法は?

家計を俯瞰するには、難しいことをはじめる必要はありません。家計全体を見渡せるものを作れば良いだけです。

もしアナログ派の方でしたら、家計の俯瞰力をつける簡単な方法としておすすめなのが、バランスシートを作ることです。実際に筆者も定期的に作っています。

家計におけるバランスシートとは、今ある預金や株などプラスの資産を洗い出し、そこから住宅ローンやオートローンなどの負債を引き、今ある純資産がいくらあるかを確認できる表です。

バランスシートを作れば、家計の経営状態が一目瞭然で、家計全体を俯瞰することができます。バランスシートは、資産残高の推移を確認するためにも、3カ月おきや4カ月おきなど、年に数回作ることがおすすめです。

日本FP協会のホームページには、バランスシートを含めてさまざまな便利ツールが用意されていますので、利用してみてはいかがでしょうか。

デジタル派の方でしたら、家計簿アプリを活用しましょう。その際、銀行口座やクレジットカードなどの情報を連携させておいて、家計全体の収支を把握することが理想的です。

とはいえ、どうしても口座情報を入力することに抵抗があるのでしたら、家計簿のみスマホアプリを使い、全体の管理はバランスシートでする方法でも良いでしょう。

ここでは家計における俯瞰力の大切さについてご紹介しました。家計管理に真剣に取り組む方ほど、目の前のことしか見えなくなってしまうようです。一旦冷静になり家計全体を俯瞰してみると、意外な発見があるはずです。
(文:小澤 美奈子(マネーガイド))

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