BTS RM、MONSTA X ジュホン、SF9 ジュホ……高いラップスキル持つK-POPメンバー

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2019年08月26日 10:31  リアルサウンド

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BTS『Lights/Boy With Luv』

 K-POPグループにおけるラッパーの存在は大きい。K-POPというジャンルを語るには欠かせないパートだ。ラップというものが大衆化したのには、K-POPグループたちが一躍買っている一面もあるかもしれない。今回はいまのK-POPグループにおいて注目のラッパーたちを取り上げたい。


(関連:BTSのリーダー RM、グループの歩みと重なる成長 知的なイメージと“破壊王”のギャップも魅力に


■RM(BTS)
 K-POPグループにおけるラップパートを広く知らしめたのはBIGBANGのG-DRAGONの役目は大きかった。さらに多くの人に拡大させたのは、今や世界的な人気となったBTSだったことは間違いないだろう。そのBTSの中において、リーダーでありソロ活動も盛んなRMの存在は大きい。


 BTSとしてデビューする前から、RMは韓国のアンダーグラウンドヒップホップ界隈では有名だったという。彼のラップスタイルはアンダーグラウンドシーンで磨かれた本格派。1994年生まれで現在24歳(韓国年齢では26歳)の彼がデビューしたのは2013年。19歳(韓国年齢では21歳)の若さでありながらラッパーとしての才能を開花していたのだ。


 BTSを引っ張るリーダーでもあるRM。ラップのみならず英語も堪能(留学経験などはなく独学)で、国連本部でのスピーチでは多くの人を感動させた。中学時代の成績表の「将来の希望欄」に「MC」と書いていたという彼(参考:BTSのリーダー RM、グループの歩みと重なる成長 知的なイメージと“破壊王”のギャップも魅力に)は、“夢を叶えた男”と言えるだろう。


■ジュホン(MONSTA X)
 現在、アメリカやヨーロッパを含めたワールドツアーを開催中のMONSTA X。彼らの音楽の中でラップパートを担当することが多いのが、ジュホンとI.Mの2人だ。お互い違ったラップスタイルを持っており、ファンからは「静と動」とも言われている。特に、ジュホンは言葉数の多いラップを得意としており、そのスタイルはどちらかというとアグレッシブだ。


 ジュホンは2015年から3本のミックステープを制作しており、昨年8月にも 『DWTD』をリリース。この作品はiTunes K-POPアルバムチャート1位に輝いた。「Should I do」のMVをみると、かなり本格的なラップを披露している。


 『PRODUCE X 101』(Mnet)では、特別ラップトレーナーとしてサプライズ出演をするなど、その実力と才能を世間一般にも知らせてきている、ジュホン。9月3日、4日の大阪城ホール公演でのパフォーマンスも楽しみだ。


■ジュホ(SF9)
 2016年にFNCエンターテインメントが初めて手がけたボーイズダンスグループとしてデビューをしたSF9には4人のラッパー(ヨンビン、ジュホ、フィヨン、チャニ)がいる。その4人をまとめている存在が、ジュホだ。彼はSF9のラップメイキングを中心に行っているが、最近では作詞作曲、プロデュースも担当している。同じ事務所の先輩・FTISLANDのイ・ホンギのソロにフィーチャリングとして参加したのも記憶に新しい。


 彼の低音で体に響く声から生み出されるラップは、SF9のポップな楽曲に乗ると違った色を加え、他にはないオリジナリティを見せてくれる。SF9というグループの中で、パート割は少なくても、彼のラップの存在感は大きい。


 以前、ジュホは「SF9というジャンルの音楽を作りたい」と話していたが、彼が作詞、作曲、編曲に参加したというSF9の「Life Is So Beautiful」は、一緒に歌いたくなるポップロックチューンだ。今後、彼がSF9の楽曲をどう彩っていくのか、期待したい。


 今やK-POPグループの音楽にラップは欠かせない。ラップメイキングはラップを担当するメンバーが行うことが多く、一曲の中で自分という存在感をアピールできる部分だ。彼らが紡ぎだす歌詞の中には、強いメッセージを感じさせることもある。今後もどんな逸材が飛び出してくるのか、楽しみでならない。(西門香央里)


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  • だから〜、そういうゴミ韓流を輸出禁止してくれよ!。パンチョッパリが悶え苦しむぞ!。たぶん。
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