『今日好き』夏休み編、複雑に絡み合う恋の行方は? 継続メンバーを軸に振り返る

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2019年08月26日 19:12  リアルサウンド

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(c)AbemaTV

 AbemaTVにて放送中の恋愛リアリティーショー『今日、好きになりました。-夏休み編』(以下、『今日好き』)が、8月26日に最終回を迎える。夏休み編は、『今日好き』シリーズ最新作にして、シリーズ最長の特別編。初対面の高校生たちが、4泊5日の“ひと夏”で本気の恋愛をする模様を映し出す。胸キュンあり、涙ありの甘酸っぱい“恋の修学旅行”、舞台はハワイ。最終回を目前に控えた今、これまでの放送を振り返りながら、夏休み編のメンバーを改めて紹介したい。


(関連:『今日、好きになりました。』韓国チェジュ島編、恋の結末は? 最終回を前に注目メンバーを紹介


 新ルールとして「運命の恋を見つけるまで、旅を続行できる」が追加されてからは、すでにハワイ編・香港ディズニーランド編・韓国チェジュ島編が終了。今回の夏休み編のメンバーは、女子5名、男子4名の計9名で、その中にはハワイ編・香港ディズニーランド編・韓国チェジュ島編からの継続メンバーが4名いる。


 一人目は、ハワイ編から参加し、香港ディズニーランド編、韓国チェジュ島編、そして夏休み編と『今日好き』第17弾すべての旅に参加している鉄篦啞(くろがねのあ/以下、のあ)。千葉県出身の高校3年生で、TikTokをはじめSNSを中心に人気を博している。初めの自己紹介で「(カップル)成立しなくても、これでやめようと思ってる」と宣言していたため、泣いても笑っても今回の旅がラストとなる。のあは、なぜ4回も連続で出演し続けてきたのか。それは、もう一人の継続メンバーである倉田乃彩(くらたのあ/以下、乃彩)の存在だ。ハワイ編で出会った二人だが、そのときはお互い別に想い人がいた。しかし、共に恋は実らず、香港ディズニーランド編に継続メンバーとして参加。第一印象こそ両想いだった“のあノア”だが、その後すれ違ってしまい、カップルとして成立することはなかった。


 韓国チェジュ島編にも継続して参加したのあは、その理由について「乃彩がもしかしたら来るかなと思って」と語っている。乃彩が来ることはなかったが、代わりにハワイ編に出演していた「あやみん」こと福山絢水(ふくやまあやみ)が、のあを追いかけてやって来た。あやみんの真っ直ぐな想いと積極的なアピールもあって、一時は乃彩への未練は断ち切れたか? と思うほど、二人はいい雰囲気に。のあに新たな恋が芽生え、このままあやみんと結ばれるかと思いきや、結局、乃彩のことを完全に吹っ切ることはできなかった。


 そして、今回“4度目の正直”として夏休み編に参加したのあ。韓国チェジュ島編の最後に、しばらく恋愛は休むと口にしていたが、スタッフに何度も「継続してほしい」と相談されたため、「こんなに言うってことは、もしかしたら乃彩が来るんじゃないか」(引用:くろがねのあInstagram)と思ったという。そして「自分が出なくて、他の人とくっついたら嫌だなと思っちゃったので、それを阻止しに来ました」と継続理由を語っていた。


 そんな待ちに待っていた乃彩が、夏休み編の旅にやって来たのは、3日目の朝。乃彩を見た瞬間、のあは両手で顔を抑えて涙を流す。ずっと心に秘めていた想いが一気に溢れ出したかのように、止まることなく泣き続ける。画面越しにもその想いの強さが伝わって来るほどに。「乃彩が来るかも?」と思い、旅に参加し続けてきたのあだったが、韓国チェジュ島編、そして夏休み編の2日間とずっと期待を裏切られてきた。3日目の朝を迎え、おそらく「来なかった……」と諦めていたことだろう。それだけに、あのタイミングで乃彩が現れたのは、想像もできないほどの嬉しさだったはずだ。


 一方で、第一印象から一途にのあに好意を寄せてきたきららは、複雑そうな表情で乃彩を迎え入れていた。きららは、大阪府出身の高校3年生。実は、のあは友達の友達だったため、以前から知り合いだったという。それもあってか、中々素直に気持ちを伝えることができず、きららの想いは全くのあに伝わっていなかった。のあをよくツーショットに誘ってはいたが、その度に乃彩の相談をされていたきらら。だが、告白前の最後の夜にやっと「1日目からずっと好きだった」と直接のあに伝えていた。まさかの告白に驚いたのあは、これまでの無神経な言動を反省しつつ、きららに謝罪。そして、しっかりときららの気持ちを受け入れていた。


 のあを一途に想うも不器用で遠回りしてきたきらら、乃彩への揺るがない愛を真っ直ぐに伝え続けるのあ、そして、乃彩と二人でパラセーリングをしたことでグッと距離が縮まり、猛アタックを続ける、韓国チェジュ島編からの継続メンバーである京都府出身の高校2年生・簡宏嘉(かんひろよし)。のあとひろよしの間で揺れる乃彩。そんなひろよしに密かに想いを寄せる福岡県出身の高校2年生・田中千織(たなかちおり)と、それぞれの想いが複雑に絡み合っている。果たして誰の想いが報われ、めでたく結ばれるのだろうか。第6話までの印象では、可能性としては“のあノア”がやや高いように思える。


 そしてもう一人、韓国チェジュ島編からの継続メンバーがいる。それは、『egg』専属モデルとして活躍している、山梨県出身の高校2年生・「ゆず」こと雨宮由乙花(あめみやゆずは)だ。前回の韓国チェジュ島編では、旭空汰(あさひくうた)に一目惚れをし、猛アピールで畳み掛けるも、涙を流す結果に。今回は初めこそ、いまいちピンときていなかったゆずだったが、気づけば、滋賀県出身の高校3年生、告白された人数は40人というモテ男・福田優志(ふくだゆうし)に恋に落ちていた。ゆうしは自他共に認める「クズ」だが、ゆずは「喋ってて楽しかった!」「性格が合う!」と照れながら語っていた。一緒にいると、とても幸せそうだ。


 そんなゆうしを追いかける女子がもう一人いる、京都府出身の高校2年生・坂田琴音(さかたことね)だ。そして、ことねに第一印象から好意を寄せているのが、大阪府出身の高校3年生・奥田茉裕(おくたまひろ)である。日を重ねるごとに4角関係が激化しているが、ゆうしは告白前、最後の夜にことねにハッキリと「今はゆずは」のことを想っていると伝えていた。「喋ってて楽しくて、ちょっとずつ気になってきたのかな」とも口にしている。これまでゆうしを見てきて、ゆずに対しては「お前」呼びなど俺様感がありつつも、言動の節々に優しさがあるように感じた。このままいけば、ゆずの想いが届き、ゆうしと見事カップル成立になりそうだが、果たして……。


 “『今日好き』史上最も切ない恋”というキャッチコピーが掲げられているだけに、9名の恋の行方が気になるところだ。(文=戸塚安友奈)


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