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平均貯蓄率は「手取り給料の8%」って本当?

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2019年08月29日 11:32  All About

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写真手取りの何割くらいを貯蓄に回していますか? 最新データの2018年の調査によると、2人以上で暮らしている家庭の平均貯蓄割合(貯蓄率)は8%。「そんなに貯蓄に回していない」という人は、ぜひチェックしてみてください。
手取りの何割くらいを貯蓄に回していますか? 最新データの2018年の調査によると、2人以上で暮らしている家庭の平均貯蓄割合(貯蓄率)は8%。「そんなに貯蓄に回していない」という人は、ぜひチェックしてみてください。

手取り給料に対する貯蓄割合の平均は8%

金融広報中央委員会が2018年11月9日に発表した「家計の金融行動に関する世論調査【二人以上世帯調査】」(2018年)によると、金融資産を保有する世帯のうち、年間手取り収入(臨時収入を含む)からの貯蓄割合(貯蓄率)とそれぞれに該当する人の比率は、以下の通りです。

(当記事における「貯蓄」とは、金融商品全体の保有額のことです。また、例えば来月のカード引き落とし代など、日常的に使うために一時的に貯めているお金ではなく、将来のために備えている貯蓄や運用のためのお金のことをさします)

■平均の貯蓄割合……8%
・貯蓄しなかった……33.1%(トップ)
・5%未満……7.3%
・5〜10%未満……14.1%
・10〜15%未満……19.8%(貯蓄の中ではボリュームゾーン)
・15〜20%未満……4.7%
・20〜25%未満……7.3%
・25〜30%未満……1.1%
・30〜35%未満……3.4%
・35%以上……3.0%

全体でみると、平均貯蓄割合は手取りの8%ですが、実はおよそ3分の1の家庭で、貯蓄していないということがわかります。また、貯蓄している家庭では、ボリュームゾーンの貯蓄割合は手取りの10〜15%でした。

貯蓄割合10〜15%を具体的な家計で考えてみる

貯蓄割合の平均は8%ですが、これには貯蓄していない家庭も含まれます。今回は貯蓄している中でボリュームゾーンの貯蓄割合10〜15%を、一般的な家庭のケースで考えてみましょう(※ボーナスがない場合を想定しています)。

■貯蓄割合10〜15%の場合、1カ月あたりの貯蓄額は?
・手取りが20万円なら、月2〜3万円程度
・手取りが30万円なら、月3〜4.5万円程度
・手取りが40万円なら、月4〜6万円程度
・手取りが50万円なら、月5〜7.5万円程度

ご自身の手取り額や貯蓄額と比べてみて、いかがでしょうか。

20年前の1998年は10〜15%未満の貯蓄割合がトップ!

参考までに、20年前の1998年のデータを見てみましょう。( )内は2018年の値です。

■平均の貯蓄割合……10%(8%)
・貯蓄しなかった……23.3%(33.1%)
・5%未満……6.3%(7.3%)
・5〜10%未満……17.2%(14.1%)
・10〜15%未満……24.9%(19.8%)
・15〜20%未満……7.2%(4.7%)
・20〜25%未満……9.8%(7.3%)
・25〜30%未満……2.2%(1.1%)
・30〜35%未満……2.8%(3.4%)
・35%以上……2.6%(3.0%)

1998年では、貯蓄しなかった割合(23.3%)よりも、10〜15%未満の割合(24.9%)のほうが高くなっています。また、10%以上貯めているケースを見てみると、1998年は49.5%、2018年は39.3%と、20年前は全体的に貯蓄割合が高く、今の時代より収支に余裕があったことがうかがえます。

少子高齢化社会で、今後も社会保障費の負担が増えることや、年金の支給額も減額・先送りになることが予想されています。また、消費税増税も予定されています。

今回のボリュームゾーンの貯蓄割合10〜15%を一つの目安として、それよりも少ない場合は、貯蓄について見直したほうがいいでしょう。無駄なものがないか、改めて出費を確認したいですね。貯蓄が苦手だという方は、まずは手取りの1割以上を目指して、お金を使う前に先に貯蓄をする「先取り貯蓄」をおすすめします。

ぜひ、参考にしてみてください。
(文:西山 美紀(マネーガイド))

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