水卜麻美「日本テレビとして感謝」山崎夕貴「社長は年俸おいくら?」女子アナが体現する局情勢

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2019年08月30日 19:02  サイゾーウーマン

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サイゾーウーマン

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 女子アナはテレビ局の顔と言われて久しいが、2010年に入社した二人の女子アナが話題になっている。日本テレビ・水卜麻美アナとフジテレビ・山崎夕貴アナ。局のエースとしてそれぞれ活躍中だが、彼女たちの発言は見事なまでに対照的だ。

水卜アナは、今年の『24時間テレビ〜愛は地球を救う〜』の通し企画「24時間駅伝」のランナーとしてフルマラソンに挑み、42.195kmを見事に完走。チャリティーマラソン企画において、史上初の日本テレビ社員、そして番組の総合司会を兼務しながらの挑戦は大きな話題を呼んだ。

「彼女は、ランナーの打診を受けた際に『(『24時間テレビ』で)今までいろんな方のチャレンジを見せていただいて、自分に何ができるだろうとずっと考えてきた』と、後日に自身レギュラーの『スッキリ』内でインタビューに答え、さらには『「24時間テレビ」を新しい時代まで皆さんに支えていただいて、日本テレビの一員として感謝をしたい、ありがとうを言いたい』と謝意を述べていました。つまり局を代表した視聴者への“恩返し”だったわけで、その務めを果たした水卜からは愛社精神が感じられます」(芸能ライター)

 そんなコメントが「優等生すぎる」と「胡散臭さ」を感じる視聴者もいたようだが、一方で同じ女子アナでも対照的な言動を見せているのが、フジの山崎アナだ。

23日の『ダウンタウンなう』にゲスト出演した山崎は、同じくゲストで登場した同局の新社長・遠藤龍之介氏に、待遇改善を直訴。社長を目の前にして、「上の世代の(アナウンサーの)お給料(の高さ)がうらやましい。若手、どうにかなりませんか?」と訴えた。

「遠藤氏が『そんなに上も、もらってないですよ』と返すと、『ウソばっかり!』と、まるで彼氏や夫に言うような口調で叱責。しかもこの後、『社長は年俸、おいくらなんですか?』『フジテレビの女性アナウンサーたくさんいますけど、女として好みの女性アナウンサーは?』など、社員であるにもかかわらず、酒の勢いに任せて暴走していたのです」(同)

 ところで、『24時間テレビ』のチャリティーマラソンは、タレントが1人で挑んだ際、1000万円のギャラに加え、向こう1年は日テレで優遇されるといった“旨味”があるという。今回はランナーが4人いたうえ、水卜アナはあくまでも一社員なので、ボーナスが多少上がる程度だろう。それでも、愛社精神から過酷な仕事を全うした水卜アナと、憮然とした表情で給与面での不満を直接社長にぶつけた山崎アナ――。

局を代表する女子アナ2人の言動はまさに、民放1位・日テレの「優等生」ぶりと、4位に沈むフジテレビの「もがき」を体現しているように思った。
(村上春虎)

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