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下がりやすい彼岸底の9月相場でも上がる株とは?

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2019年09月02日 12:22  All About

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写真9月は、3月決算企業の中間決算が集中しています。この時期は、中間決算に向けた売りが彼岸の頃に最も集中するため、売り優勢になりやすく「彼岸底」とも呼ばれています。
9月は、3月決算企業の中間決算が集中しています。この時期は、中間決算に向けた売りが彼岸の頃に最も集中するため、売り優勢になりやすく「彼岸底」とも呼ばれています。

彼岸底の9月株式市場の傾向は?

9月は、3月決算企業の中間決算が集中しています。中間決算に向けた売りが彼岸(9月23日の秋分の日前後各3日)の頃に最も集中するため、売り優勢になりやすく、「彼岸底」とも呼ばれています。

そこで今回は、9月相場が実際に下がりやすい傾向であるのか、過去のデータから統計的に検証してみました。

検証の方法

検証対象:全銘柄
検証期間:1990年3月1日〜2019年7月31日
1銘柄当たりの投資金額:20万円

買い条件
・8月末の寄り付きで買い

売り条件
・25日経過後の翌日営業日寄り付きで売り

今回は、8月末に全銘柄を購入し、25日経過後に売却した場合について検証を行います。仮に勝率が50%以上で損益がプラスならば、9月は株価が上がりやすい月となります。反対に損益がマイナスであるならば、9月は下がりやすい月といえます。

以上のルールで過去のデータを用いて検証した結果は、以下の通りです。

9月株式市場の検証結果

システムトレードの達人

勝率:40.42%
勝ち数:34,817回
負け数:51,326回
引き分け数:2,200回

合計損益(率):-154,251.88%
平均損益(率):-1.75%

合計利益(率):261,012.76%
平均利益(率):7.50%

合計損失(率):-415,264.64%
平均損失(率):-8.09%

プロフィット・ファクター(合計利益÷合計損失):0.629
平均保持日数:27.75日

検証結果を見てみると、勝率は40.42%、平均損益(率)は-1.75%です。勝率が50%を切っており、平均損益(率)がマイナスになっていることから、9月は下落しやすい月といえます。また、9月は1年の中でも特に平均損益(率)のマイナスが大きい月です。よって、1年で一番株価が下落しやすい月といえるでしょう。

9月は勝率が低く、平均損益も大きくマイナスになっている月であることから、安易なトレードを行うと不用意にリスクを被ってしまう可能性があります。よって、9月にトレードを行う場合は慎重に銘柄を選択する必要があるでしょう。

そこで、下がりやすい傾向がある9月相場でも、例年成績が好調である銘柄を確認してみたいと思います。

9月の好調銘柄ランキング

システムトレードの達人

表は、先ほどの検証結果において勝率が高かった銘柄のランキングです。ランキング上位の銘柄から特徴を見ると、「サトウ食品工業<2923>」「アドソル日進<3837>」「アートスパークホールディングス<3663>」などが挙げられます。

これらの銘柄は、食品関連および通信関連の銘柄、つまりディフェンシブと呼ばれる業種の銘柄です。下がりやすい傾向がある9月相場では、このような景気に左右されにくいディフェンシブ銘柄に注目すると、安全性が高いと期待できるでしょう。9月の投資戦略を考える上で「食品関連銘柄」「通信関連銘柄」に注目してみてはいかがでしょうか。

(このテーマでの検証については、【システムトレードの達人】を使って検証しています。記事の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性、利用者にとっての有用性を保証するものではありません。当社及び関係者は一切の責任を負わないものとします。投資判断はご自身の責任でお願いします)
(文:西村 剛(マネーガイド))

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