プロ注目の日体大・吉田投手に少・中学時代のことを聞いてみた

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2019年09月02日 17:12  ベースボールキング

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小学生時代を振り返り「怒鳴られたことも一度もない。だから今も野球を続けているのかもしれません」と話してくれた吉田大喜投手。高校選びは甲子園出場よりも「上手くなること」と親の経済的負担を考え、自分に合った高校を選んだんだそうです。



■怒鳴られたことは一度もない小学生時代

――野球を始めたのはいつからですか?
吉田「小学校5年生からです」

――少し遅いですね。他のスポーツもやっていましたか?
吉田「その前に友達に誘われてサッカーチームに入ったんですけど、すぐに辞めました。走ってばっかりで練習が楽しくなかったからです」

――野球をやろうと思ったきっかけは?
吉田「父も中学までやっていて、兄もやっていたので子どもの頃から兄の練習についていって遊んだりしていました」

――サッカーはすぐ辞めて、野球は続けられたのはなぜですか?
吉田「もともと遊びでやっていて好きだったということもありましたし、体験入部みたいなので結構打てて、自分でもできるなと思ったのは大きかったと思います」

――野球を始めた時からピッチャーでしたか?
吉田「小学校の時は最初はサードで、中学2年生くらいから本格的にやり始めたと思います」

――中学は硬式のクラブチームですか?
吉田「いえ、地元の中学の軟式野球部でした」

――中学の野球部は強いチームでしたか?
吉田「市内ではそれなりに勝っていましたけど、大阪全体で見れば全然強いチームではなかったですね」

――小学校の時のチームはどうでしたか?
吉田「全然強くなかったです(笑)」

――少年野球の時の練習は厳しい方でしたか?
吉田「いえ、全く。監督も優しかったですし、怒鳴られたこととか一度もなかったです。だから今まで続けられたのかもしれないです」

■中学校時代にもう少し練習しておけば良かったかな...
――硬式の強いチームには行こうとは思わなかったですか?
吉田「兄が結構厳しいチームでやっているのを見ていて、自分はそれが嫌だったので考えなかったです」

――今、プロからも注目される投手になりましたが、中学時代に何か実績ありましたか?
吉田「市内でちょっと速いくらいでした」

――強豪校からの誘いはありましたか?
吉田「履正社とか声かけてもらいました。でも厳しそうなので行こうとは思わなかったですし、練習も見に行かなかったです(笑)」

――ずっと厳しくない方を選んできたわけですね(笑)
吉田「そうですね(笑)」

――甲子園を目指すなら履正社の方が確率が高いと思いますけど、そういうことは考えなかったですか?
吉田「考えなかったですね。普通に練習して上手くなればいいなと思っていたくらいです。あとはできれば公立の方が親の負担も少ないなと思って、練習もしっかりやっていて、監督も熱心に話をしてくれた大冠高校に決めました」

――高校ではすぐ試合でも投げていましたけど、軟式から硬式に変わって難しくなかったですか?
吉田「変化球は最初抜ける感じはありましたけど、すぐ慣れました。重いとかもあまり感じなかったですし、どこか痛めるとかもなかったです」

――振り返って小中学校時代にもっとこうしておけば良かったということはありますか?
吉田「中学校時代にもう少し練習しておけば良かったかなと思いますね。アップとかも適当で、グラウンドに着いたらただ何となくキャッチボールをして、バッティングをして......みたいな感じだったので。高校までは本当に与えられたことをこなしているだけでしたね」

――最後に、将来子どもができたら野球をやらせたいですか?
吉田「やってくれたら嬉しいですけど、自分がやりたいと思うことをやってくれればいいなと思います」

吉田選手、ありがとうございました!

(取材:西尾典文/写真:編集部)

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