なかなか人に聞くことができない、デリケートゾーンのお悩み。未来の自分自身がハッピーでいられるためにも、今からやっておくべきこととやるべきことがあるのをご存知でしたか?
美容、健康、ファッションで、皆さまのライフスタイルにいま以上の笑顔を増やす方法をご提案するクポノライフデザイナーの筆者が、デリケートゾーンケアのポイントとなる3つのケアをご紹介します。
■今からやっておくべき「デリケートゾーンのケア」3つ
(1)専用のソープを使う
日本とは違い、イタリアではホテルのアメニティとしてデリケートゾーン用のソープが用意されているほど、デリケートゾーンのケアは一般的です。
|
|
そんなデリケートゾーンを顔と比べてみると、「Ph値」が異なります。そのため、各部位でPhに合ったソープを選ぶことがベストです。
ボディソープで顔を洗わないのと同様に、デリケートゾーンも専用のソープで洗いましょう。
泡タイプのものがおすすめ
皮膚から成分や化学物質が吸収されとり込まれることを考えると、デリケートゾーンは粘膜部分なので吸収率も高まるといわれています。なので、できるだけ肌にやさしい成分のものを選ぶようにしましょう。
泡タイプの形状のものを選ぶと洗いやすく、洗い残しも軽減できます。
|
|
(2)VIO脱毛する
デリケートゾーンのお悩みのなかに多いのが、かゆみや臭いです。このどちらも、菌が原因の一つとして挙げられます。
デリケートゾーンは直立で立った時に見えない位置にあり、下着の着用とアンダーヘアによって守られています。大昔と違って裸では歩かず下着を着用するので、アンダーヘアでデリケートゾーンを守らなくても良いのです。
「蒸れ」が菌を増殖させる!?
下着を着用していると風通しが悪く、密閉されているので下着のなかが蒸れやすいです。アンダーヘアがあればさらに蒸れやすくなります。
|
|
あたたかく湿気がある環境を、菌気が好みます。足が臭くなるのと原理は同じで、菌が増殖すればかゆみや臭いを発生させるというわけです。
だからこそ、VIO脱毛をしましょう。そうすれば、生理の時などに排泄物がアンダーヘアに付着してしまうことも防ぐことができます。仮に、老後の生活でオムツになってしまった場合にも、オムツをとり替えてくれる相手の手間も省くことができます。
光脱毛は今から始めよう
光脱毛の場合、黒に反応するためアンダーヘアが白髪になってしまったら処理ができなくなります。
なので、今から始めておくことが得策です。
(3)保湿が重要
顔のケアをする時、保湿をしっかりと意識されている人は多いと思います。それと同じように、実はデリケートゾーンも保湿が大切です。
特に、会陰の部分が硬くなってしまうのはNGです。妊娠していなくても会陰部分をマッサージして伸縮できるようにしてあげましょう。
保湿のためには、専用のクリームやオイルを使用することもおすすめです。また、生理用ナプキンやおりものシートの上に、オイルを湿らせたコットンを置いて、オイルパックをしてあげるのも良いでしょう。保湿し、デリケートゾーンを柔らかくしてあげるためのポイントです。
上記でご紹介したものは、なかなか現実味がないと感じるかもしれませんが、「あの時やっておけばよかった」と思わないように今から始めておくことが得策です。未来の自分のためにも、ちゃんと準備をしておきましょうね。
(Kupono Beauty代表。クポノライフデザイナー 星有子10年以上アパレル勤務後、2014年に独立。在勤中にスクールに通い基礎医学やホリスティック医学を学ぶ。美容&ファッションライターや化粧品&サプリメントの商品開発&経営のコンサルタント業を行う。保有資格:日本メディカルハーブ協会認定 ハーバルセラピスト/日本メディカルハーブ協会認定 メディカルハーブコーディネーター/日本メディカルハーブ協会認定 ホリスティックハーバルプラクティショナー修了/公益社団法人日本アロマ環境協会認定 アロマテラピーアドバイザー/公益社団法人日本アロマ環境協会認定 アロマハンドセラピスト/公益社団法人日本アロマ環境協会認定 アロマブレンドデザイナー)