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Windows 7の延長サポート終了に向けて気になる動き

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2019年09月05日 07:42  ITmedia PC USER

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ITmedia PC USER

写真Windows 7とOffice 2010のEOSに関するFAQをまとめた文書
Windows 7とOffice 2010のEOSに関するFAQをまとめた文書

 Windows 7の延長サポート終了(EOS)となる2020年1月14日まで半年を切った状態になったが、多くの顧客は既に移行を進めている中で、大企業などでも一部のPCの移行が間に合わないという要望に合わせて、有償でサポートを継続する「Windows 7 Extended Security Updates(ESU)」の提案を行うなど準備は着々と整いつつある。かつてWindows XPのサポート終了で起きた騒動の数々を再現することのないよう、根回しを進めてきた具体的な成果を間もなく見られることだろう。



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 一方で、以前まで提案されていた完全有償のESUとは別に、条件を満たしたユーザーに対して「1年間無償でESUを提供する」というオプションを用意したようだ。



 Computerworldが報じているが、Windows 7とOffice 2010のEOSに関するFAQをまとめた文書の中に、「Windows 7 Extended Security Updates(ESU)Promo with Windows E5 and Microsoft 365 E5」という項目があり、Windows 10 Enterprise E5、Microsoft 365 E5、Microsoft 365 E5 Securityのいずれかにアクティブなサブスクリプションのライセンスを持つEA(Enterprise Agreement)、並びにEAS(Enterprise Agreement Subscription)の契約を行ったユーザーに対し、ESUの1年間限定での(無償)提供を行うプロモーションが紹介されている。



 対象となるのは2019年12月31日までに条件を満たしたユーザーで、“有償”では最大の特典が得られるE5のサブスクリプションをアピールするためのプロモーションとみられる。該当するユーザーは一時措置として活用してみるのも手だ。



●表舞台から消えつつあるCortanaはどこに向かうのか



 Edgeと並びWindows 10の新機能としてOS統合が行われた音声アシスタントの「Cortana」だが、このかいわいでも変化が起きつつある。Windows 10においてCortanaの役割が縮小されつつあるのは既報の通りだが、Cortanaを家電制御用の音声アシスタントに採用したOEMの例でも機能終了が報告されて話題になっている。



 ZDNetでメアリー・ジョー・フォリー氏などが報告しているが、OSにWindows 10(IoT)を採用して音声アシスタント「Cortana」経由による制御を可能にした“スマート温度計”として2018年にリリースされたJohnson Controlの「GLAS」が、次のソフトウェアアップデートのタイミングで「Cortanaサポートを終了する」ことをユーザーに通知しているという。代わりにAmazonのAlexaやGoogle Assistantのサポートを表明しており、実質的に音声アシスタントの置き換えが行われた形だ。



 Windows 10 IoT+Cortanaという当時のMicrosoftの戦略に最大限に乗った形でリリースされ話題になった「GLAS」だが、実際の製品を通じて出てくるレビューはそれほど芳しくなく、スマート家電の難しさを感じさせる製品となっている。



 Cortana自身もWindows 10の表舞台から消えつつある一方で、そのバックエンドで抱えたデータへのアクセスや、構文解析と検索機能を交えた対話型アシスタントとしてさまざまなアプリケーションを縁の下の力持ちとして支援する方向へとシフトしつつあり、当初の「“Cortana”というペルソナ」はその価値を失いつつあるようだ。



 このように戦略に大きな変化が見られるCortanaだが、他方ではかつてAppleでSiriのサービスを担当していたビル・ステーシア(Bill Stasior)氏がMicrosoftのテクノロジー担当のコーポレートバイスプレジデントに就任するなど現状で読めない動きもある。これは以前までCortanaを担当していたハビエル・ソルテロ(Javier Soltero)氏が2018年末にMicrosoftを離れたことを受けての措置という見方もあるが、Windows 10を離れたCortanaが次にどこに向かっているのかは引き続きウォッチする必要がありそうだ。



●HoloLens 2は9月から販売開始か



 2019年2月のMWC Barcelonaで発表され、その驚きの体験が話題になっている「HoloLens 2」だが、現状で提供されているのは開発ツール上で動作するエミュレーション環境のみで実デバイスを試す機会がなく、「2019年のどのタイミングで提供が開始されるのか」ということが話題になっていた。



 一部には、10月2日(米国時間)にニューヨークで開催されるSurfaceイベントで「発売日が予告されるのでは?」という話もあったが、それより幾分か早いタイミングでの登場になりそうだ。



 Reutersが8月29日(中国時間)に報じたところによれば、提供開始は9月中になるという。



 これは中国の上海で開催されていたWorld Artificial Intelligence Conferenceにおいて、MicrosoftでAI関連の戦略を担当するエグゼクティブバイスプレジデントのハリー・シャム(Harry Shum)氏がReutersにコメントしたものだという。Microsoft自身から公式な声明や具体的な販売について言及されたわけではないが、シャム氏のコメントが本当ならば、もう間もなく何らかのアナウンスがあるとみられる。本連載でも、HoloLens 2に関する情報を後日改めて紹介したいと思う。


このニュースに関するつぶやき

  • Windows 10(IoT)って負け組感ある表記だわ、まぁCortanaさんとは一度も話した事無いしね
    • イイネ!2
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