ラストアイドルは究極のアイドルになるか? “バブリーダンス”akane投入でMステ圧巻パフォーマンス

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2019年09月06日 13:52  Techinsight Japan

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akaneを囲むラストアイドル(画像は『アカネキカク 2019年8月31日付Instagram「ラストアイドル Mステ出演」』のスクリーンショット)
テレビ朝日系オーディションバラエティ番組『ラストアイドル』から誕生した同名のアイドルグループ・ラストアイドル。5月17日放送の『ミュージックステーション』に初出演した際は、『大人サバイバー』(4月17日発売)をメンバー51名による集団行動演武を取り入れたパフォーマンスを披露して話題になった。その彼女たちが8月30日の『Mステ』に再登場。9月11日リリースの7枚目シングル『青春トレイン』をさらに圧巻のパフォーマンスで見せつけた。『Mステ』で大きな爪痕を残したラストアイドル成長の陰には、登美丘高校ダンス部総監督参画という起爆剤が仕込まれていたようだ。

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『大人サバイバー』では集団行動演武の指導で知られる名物監督・清原伸彦氏のもと合宿を行ってフォーメーション移動を叩きこまれたが、今回の『青春トレイン』は“バブリーダンス”を生んだ登美丘高校ダンス部総監督akaneが振り付け、厳しい指導のもと3か月間の猛練習を行ったという。

akaneと言えば母校である登美丘高校のダンス部でコーチを務め、2015年・2016年と日本高校ダンス部選手権で連覇、さらに2017年の第10回では荻野目洋子のヒット曲『ダンシング・ヒーロー』を独特な振付で踊って注目を集め「バブリーダンス」と呼ばれて一躍人気となったことが思い出される。

そんな彼女は幼少期からダンスを習い、保育園では「先生より自分で考えた方がよい」とお遊戯の振付をするなど才能を発揮していた。いわば根っからのダンサーで振付師なのだ。

舞踊学を専攻した日本女子体育大学を卒業してからはプロの振付師となり、2018年には映画『グレイテスト・ショーマン』のPR大使として主題歌『This Is Me』による日本公開用PVで振付を担当。2019年も東洋テックのテレビCM「警備ダンス」やソフトバンクのテレビCM「ギガ国物語『カラオケ』篇」の振付と活躍は多岐にわたる。

また自ら振付師やダンス指導を行うだけでなく、「アカネキカク」を主宰して専属メンバーのオーディションを行い、プロダンサーをはじめCMなどテレビ出演や高校ダンス部のアシスタントがこなせる人材を育成している。

ちなみに「バブリーダンス」でもピカ一の存在感を放った登美丘高等学校ダンス部元キャプテンの林沙耶は、同校在学中にスカウトにより芸能事務所に所属し、現在は女優・伊原六花として活躍の場を広げている。

そうした経験を持つakaneが初めてアイドルの振付と指導に挑戦したのが、ラストアイドル『青春トレイン』なのだ。

番組『ラスアイ、よろしく!』でakane先生によるレッスンの様子がオンエアされており、『Mステ』では「出たくないんだったら出なくて大丈夫なんで、抜けてもらいたいです」と檄を飛ばすところが流れた。

特訓するなか、先生はメンバー個々のレベルで「ダンスAチーム」「ダンスBチーム」「ダンスCチーム」とランク分けしており、8月10日の新曲初披露本番に向けて行った最終オーディションでさらにランクの移動があるシビアなものだ。

そうしたレッスンに裏付けされたパフォーマンスは8月29日に公開された『青春トレイン』のミュージックビデオでも堪能できるが、8月10日に神宮外苑花火大会のステージでお披露目した時の動画『【カット割りver.】ラストアイドル×akane 史上最高難度ダンス「青春トレイン」』ではよりダイレクトに伝わってくる。

『Mステ』もスタジオ生パフォーマンスだけに、神宮外苑のステージを思わせる迫力が感じられた。akaneが『Mステ』の楽屋でラストアイドルと並ぶ記念写真をインスタに投稿したところ、「アカネさんの振付で踊るラスアイメンバーがカッコ良く、最高でした」、「akaneさん 有難うございました。少しはダンスの向上が上がったと思います。これからもラスアイメンバーを宜しくお願い致します」、「いつも楽しみにラスアイよろしく観てましたー! これからも続けてほしいくらいです!」などの反響があり、ラスアイファンも彼女に期待していることが分かる。

ちなみにメンバーへの反響では、1期生の安田愛里(20)が9月1日にインスタで同期の鈴木遥夏(16)と並ぶツーショットを投稿すると「はるちゃんと愛里ちゃんのペア最高」、「今日はおつかれさまでした! パフォーマンスも握手会もずーっと可愛かったよ〜」といったコメントのなか「ショートに惹かれて好きになりました Mステみて好きになりました」という声もあり、新しいファンが増えているようだ。

鈴木遥夏もTwitterで「#ミュージックステーション 本当にありがとうございました!!! 幸せな時間でした」と投稿したところ、「はるるんがフロントで堂々とキレキレに踊る姿、かっこよかったよ たくさん映ってたね。サイドポニーテールで目を引いたし、激しいダンスでも顔が良く見えて良かった! お疲れさまでした」、「お疲れ様! ラスアイを気になってる人めっちゃいるよ!! ほんとに大役?を果たしたよ!」などのコメントが寄せられている。

この夏、akaneの振付と指導でダンスをレベルアップしたラストアイドルだが、akaneもまた振付師として可能性を広げたのではないか。グループとしてはさらに歌唱力が加われば名実ともに究極の“ラストアイドル”となるかもしれない。



画像は『アカネキカク 2019年8月31日付Instagram「ラストアイドル Mステ出演」』『安田愛里 2019年9月1日付Instagram「おはる」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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  • 歌唱力が加われば?本来、ボーカルユニットやろ。マルチアイドルとして色々やってるだけやし。
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