ソフトバンク千賀がノーヒットノーラン達成　球団76年ぶり、育成出身では初

○ ソフトバンク 2 − 0 ロッテ ●
＜22回戦・ヤフオクドーム＞

　ソフトバンクの千賀滉大投手が6日、ロッテとの22回戦でノーヒットノーランを達成した。

　千賀は初回から毎回となる12奪三振。計4四死球を与え、2−0の9回は2四球などで一死一、三塁のピンチを招いたが、最後は3番・中村奨を二飛、4番・井上を空振り三振に仕留め、令和初となる大記録を達成した。

　プロ野球でのノーヒットノーラン達成は、2018年7月27日の巨人・山口俊に続く史上80人目（通算91度目）。チームとしては南海時代の1943年5月26日、別所昭がマークして以来、76年ぶり2人目の快挙となった。

　打線は5回、女房役でもある9番・甲斐の中前適時打で先制。6回は敵失で2点目を加え、快挙達成の千賀は今季12勝目（7敗）をマークした。