ケニーと莉咲子が付き合うことはない? 二人が本音語った『テラスハウス』卒業インタビューを見て

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2019年09月09日 13:21  リアルサウンド

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『TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020』(c)フジテレビ/イースト・エンタテインメント

 Netflixで配信されているリアリティーショー『TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020』。9月3日にYouTubeにアップされた未公開映像には、ケニーと莉咲子それぞれの卒業インタビューが収められていた。


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「お互い高め合っていけるんだったら、別に付き合わなくてもいい」


 ケニーと莉咲子が、9月3日に配信された本編(14TH WEEK)をもって、テラスハウスを卒業した。13TH WEEKで、夏を前にテラスハウスを去ることを宣言していたケニー。莉咲子に告白して振られるも、気持ちが揺れている姿を見て「俺はフェイクじゃステージに上れないし、本当にいまの気持ちは本気なのね。だから、俺がこの家を出るまでにもう一度考え直してみて欲しい」と猛アタックしていた。そんなケニーの言葉を聞いて、莉咲子が出した答えが、「これからゆっくり、もっとケニーさんを知る時間が欲しい。一緒に卒業しようかな。いまはケニーさんとの時間を作っていきたい」だった。「付き合う」という決断には踏み切れないが、他の誰よりも「一緒にいたい」と思う。それがテラスハウス内でのケニーと莉咲子の着地点となった。翌日、他のメンバーと熱いハグを交わした二人は、共にテラスハウスを後にする。


 これまで恋愛模様にあまり進展がなく、ゆったりとした時間が流れていた本編だったが、ケニーが卒業を決意してからは怒涛の展開となった。全く自分から行動せず、すべて受け身だったケニーが、突然、莉咲子に想いを告げる。そして、人が変わったように、付き合って欲しいと迫るのだった。ケニーの急な卒業宣言と告白に驚き、状況がいまいち飲み込めずにいた莉咲子。だが、ケニーは卒業を控えているためか、いますぐ答えを出して欲しいと焦ってしまう。軽くパニックになっていた莉咲子は、勢いのまま“思わず”振ってしまい、後悔することに。“0か100でしか考えられない”という莉咲子は、その後、周囲に相談しまくるも、最後までケニーとの関係を決めきれずに悩んでいた。


 本編では12TH WEEKの後半から14TH WEEKまで、ケニーと莉咲子の色恋沙汰がスピーディに進んでいく。気づけば、あっという間に二人でテラスハウスを巣立っていった。そんな二人が“LAST INTERVIEW”で語った、テラスハウスの思い出とは?


 莉咲子の「くしゃっとなる感じの笑顔が、すごく可愛い」と口にするケニーは、実は女子メンバーの第一印象ではビビッとくるドストライクの人がいなかったという。入居当初は「恋愛しないかもな」と思っていたことをぶっちゃける。また、初対面の自己紹介で言った「オープンな恋愛がしたい」という言葉が、勘違いされていると嘆き、自身の真意を説明していく。「ガンガンいく=“オープンな恋愛”っていうのが、俺は大きく間違っていると思っていて、好きになったら『好きだよ』っていうのが、俺は“オープンな恋愛”だと思ってる」。つまり、ケニーが莉咲子に初めて告白した12TH WEEKの後半までは、単純に“好きな人”がいなかったから、動かなかったということになる。莉咲子と春花という二人の女性から猛アピールされ、時には自身を取り合って激しい喧嘩が勃発したとしても、ケニーの心は動かなかった。いくら「積極的に誘って」と女性陣に言われても、好きな人がいなければ何も響かないのだ。


 そんなケニーが莉咲子を好きになったのは、「(周囲への気遣いとか)全部を見ていて、本当にいいヤツだなって、どんどん思っていった」からだという。「正直自分でも、“これ”っていうのがわからないんですよね」と前置きしつつも、「みんなが暗い時にはその空気を変えようとしてくれるし、絶対に人のこと悪く言わないし、弱音を吐かないし……っていうところを見ていて、どんどんリスペクトしていったという。で、二人でデートしてみたら、『あ、なんかすっごい可愛いところあるじゃん!』って。そういうところが積み重なって、好きに変わったなって感じですね」と振り返る。最後にケニーは、これからの莉咲子との関係性について、「アプローチはしていこうかなと思いますけどね。お互いすごく良い感じで高め合っていけるんだったら、別に付き合わなくてもいいと思うし。でも、一緒にいたいとも思います」と力強く語った。


 一方の莉咲子は、テラハ史上最も“ヤバイ”空気になった春花との喧嘩を振り返り、「好きな人に『気がないよ』って言われたあとって(知って)、『そりゃああなるわ……』って思ったし、『春花ちゃん、ごめんなさい』ってなった」とコメント。春花については「めちゃくちゃ可愛いし、すごく綺麗だし、一個いっこの行動からすごく女性を感じるから、なんか敵わないなと思うことはたくさんありました」と明かす莉咲子。だが、そんな春花から、“隣の芝生が青く見える”現象を感じたエピソードもいくつか披露していく。そして「同じ人を好きになったら、ライバルじゃん?」と前置きした莉咲子は、「気持ちを隠しあって(共同生活をしていたら)、『みんなが気を使う空気になるんじゃないかな?』って思ったから、『全然、私はオープンで!』みたいな感じで言ってたけど、そこのやり方が違った気がする。ケニーさんに対してのアピールの仕方が違ったというよりかは」と春花と意見が食い違い、言い合いになってしまった原因を自分なりに分析する。春花とは「卒業するまでには仲良くなりたいなと思って」いたが、それも難しいと感じたため、最終的には「距離感を大切に」接していたと告白した。


 またケニーの印象についての話題になると、「ちゃんと一人ひとりの話を聞いてるし、自分の意見も言うし、人を傷つけないところはすごく大人だなと思うのと、オンとオフがすごくハッキリしてる気がするから、そのギャップも素敵だなと思うし、私にはできないから、カッコいいなと思う」と絶賛。続けて莉咲子は、「関わっていくうちにいいところがいっぱい知れて、世の中の男の人の中でもすごくカッコいいなって思った」というタイミングで、ケニーが卒業に向けてバタバタし始めたことを話す。そしてケニーから急に告白されたときには、ひどく戸惑ったという。「え!? ちょっと飛び級しすぎ!」と当時の心情を表した。


 そんな莉咲子はケニーとの今後について「(付き合うのは)まだいいって感じ。もうちょっと二人で話したいし、いろんなところに行きたい」と本音を漏らす。「ケニーさんのために卒業したのが全部じゃないから」、いまは将来の目標に向かって進んでいくことを「100でやりたい」と言い切る莉咲子。最後に「ケニーさんが莉咲子に合わせてくれるよりかは、ケニーさんが一生懸命頑張っているのを見る方が、好きが増していく気がする。これからですね」と締めくくった。莉咲子はケニーと付き合うことに対して、現状あまり前向きでないように感じるが、今後二人の関係性はどうなっていくのだろうか。


 9月10日に配信される15TH WEEKでは、いよいよ新メンバーが男女一人ずつ加入した生活が始まる。果たして、テラスハウス内での新たな恋愛模様は動き出すのだろうか。そして、ケニーと莉咲子が卒業し、新しいメンバーが加わることで、テラスハウス内の空気がどう変化していくのかも気になるところだ。“LAST INTERVIEW”を見る限り、ケニーと莉咲子がすぐに付き合うことはまずないだろう。もしかしたら、新メンバーが『テラスハウス』東京編の初カップルを誕生させることになるかもしれない。(文=朝陽空)


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