広瀬すず、ネクストステージへ 『なつぞら』東洋動画での18年間

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2019年09月09日 13:31  リアルサウンド

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『なつぞら』(写真提供=NHK)

 東洋動画を退職し、マコプロダクションに入社したなつ(広瀬すず)。『なつぞら』(NHK総合)第24週初日では、新たな道を歩み始めたなつの姿が描かれた。


【写真】マコさんとなつ


 昭和49(1974)年3月、18年間勤めた東洋動画を退職する日がやってきた。同僚や荒井(橋本さとし)に別れを告げるときは柔らかな表情を見せていたなつだが、どこか寂しげにも見えた。


 「キックジャガー」の製作部長・佐藤(橋本じゅん)との拳で語り合うような別れはとてもコミカルだ。しかし入社当時からお世話になっていた井戸原(小手伸也)や仲(井浦新)との別れの前では、時折目を伏せ、寂しい気持ちを抑え込めずにいた。「ご恩は一生忘れません」と話すなつの目には涙が溜まっていたからだ。


 なつの東洋動画での日々が挿入され、なつがアニメーターとして成長してきた道筋を振り返る。なつの東洋動画に対する感謝の意が感じられる回となった。


 東洋動画を退社したなつは、マコプロダクションに出社する。そこには下山(川島明)や神地(染谷将太)、桃代(井原六花)など懐かしい仲間たちの姿が。しかし感慨にふける間もなく、なつは作画監督を任され、「大草原の少女ソラ」の企画が動きだした。


 ロケハンのため、舞台となる十勝の大地へとやってきたなつたち。なつの描く新たな物語が始まろうとしている。


(片山香帆)


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