メーガン妃の応援虚しく セリーナ・ウィリアムズ「全米オープン」優勝逃す

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2019年09月09日 17:32  Techinsight Japan

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惜しくも優勝を逃したセリーナ・ウィリアムズ選手(画像は『US Open 2019年9月7日付Instagram「NO QUIT.」』のスクリーンショット)
現地時間7日、ニューヨークのアーサー・アッシュ・スタジアムで行われた「全米オープン」女子シングルス決勝。英国から親友メーガン妃が応援に駆けつけるもその甲斐虚しく、セリーナ・ウィリアムズ選手はカナダ出身のビアンカ・アンドレースク選手に6-3、7-5で破れ優勝を逃した。

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米時間5日にウクライナ出身のエリーナ・スビトリナ選手を6-3、6-1で下し、2年連続で決勝進出を決めたセリーナ・ウィリアムズ選手には、今度こそ「歴代最多優勝者マーガレット・コート選手(豪)の持つ記録に並ぶか?」と24回目のグランドスラム女子シングルス優勝に期待がかかっていた。

そんな歴史的瞬間を心から待ち望んでいたのは、セリーナ選手の決勝進出を見届けた直後にフライトを手配し、そのまま午前の便で英国からニューヨークへと旅立ったメーガン妃だった。決勝当日は、「J.Crew」のデニムのベルト付きシャツドレスにセーターブレザーを合わせたファッションで会場に現れたメーガン妃。前列にはセリーナ選手の夫アレクシス・オハニアンさんを、両隣にはセリーナ選手の母オラシーンさん、コーチのパトリック・ムラトグルーさん、そして1列後ろには米国版『VOGUE』誌のアナ・ウィンター編集長やセリーナ選手の姉ビーナス選手らに囲まれ、親友の大一番を見守った。

両手を合わせ祈るようなポーズでセリーナ選手の一挙手一投足を見守っていたメーガン妃、劣勢に立たされていたセリーナ選手は一時は巻き返しを図る場面も見られたが、結局妃の声援も虚しく6-3、7-5で19歳のビアンカ・アンドレースク選手に破れた。アンドレースク選手はこの日、四大大会で優勝した初のカナダ人選手となった。

セリーナ選手は試合後のインタビューで、

「ビアンカは大変素晴らしいプレーを見せてくれました。」

「今日は自分の実力を出し切ることが出来ませんでした。」

「(優勝は)手に届きそうでいて、同時に果てしなく遠いとも感じます。」

と本音を吐露。それでも、

「闘い続けるしかない。」

と自分自身に語りかけるかのように記者の質問に答えていた。

あと一歩のところで今年も優勝を逃してしまったセリーナ・ウィリアムズ選手。思い描いていた結果を出すことは叶わなかったが、若干17歳で四大大会初優勝を飾った日から20年が経過した現在も、変わらず第一線を走り続けるセリーナ選手のその強さには、メーガン妃をはじめ多くの人達が心を動かされたことだろう。



画像は『US Open 2019年9月7日付Instagram「NO QUIT.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)

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