EXIT・兼近大樹、『ワイドナショー』は“完全スルー”……吉本の狙いは「騒動の風化」?

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2019年09月09日 21:12  サイゾーウーマン

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サイゾーウーマン

EXIT公式プロフィールより

 9月5日発売の「週刊文春」(文藝春秋)がEXIT・兼近大樹の“逮捕歴”を報じ、波紋を広げている。しかし、同8日放送の情報バラエティー『ワイドナショー』(フジテレビ系)は、この件をトピックとして取り上げず“スルー”したため、一部マスコミの間で物議を醸しているという。

「吉本興業所属のEXITは、兼近も相方のりんたろー。も“見た目はパリピ系だけど、中身は真面目”なキャラクターとして人気・好感度ともに急上昇中のコンビ。しかし『文春』の報道により、北海道出身の兼近が上京前、個人での売春あっせん行為をしたとして、売春防止法違反容疑で逮捕されていたことが発覚し、本人も事実と認めています」(芸能ライター)

 同報道後、今年7月からCMキャラクターに起用されているバンダイナムコエンターテインメント「釣りスピリッツ Nintendo Switchバージョン」の宣伝動画が非公開となっていることが確認され、また、コンビで月曜レギュラーを務める子ども向け番組『おはスタ』(テレビ東京系)の出演は当面見合わせに。今月7日に2人で登場予定だった『第29回東京ガールズコレクション2019 AUTUMN/WINTER』も出演取りやめになるなど、各所に影響が出ている。

「そんな中、EXITの事務所先輩にあたるダウンタウン・松本人志がコメンテーターを務める『ワイドナショー』に注目が集まっていたものの、兼近の報道がトピックとして取り上げられる場面はありませんでした。実はそのウラで今、吉本側が騒動の沈静化を狙い、この件を報道しないようテレビ局に掛け合っているようなんです」(マスコミ関係者)

 「文春」発売日と同日に、吉本は兼近の前科が「芸能活動を開始する前の未成年の時点におけるもの」といった理由から、「文藝春秋社に対し本件記事を掲載した行為について強く抗議するとともに、民事・刑事上の法的措置についても検討して参る所存」と、表明している。

「吉本の発表を受け、同日に『文春』編集部は公式ホームページで、記事に関して『現在の兼近さんを否定するものではありません』と主張したところ、ネットユーザーからは『兼近の過去は消せないけど、「文春」の言い訳にも無理がある』『這い上がってきた芸能人を叩き潰そうとしている』など、『文春』を非難する声が少なくない数上がりました。吉本はこうした世論を踏まえ、『文春』サイドが“自爆”することを期待したのかもしれません。イベントやレギュラー番組への出演見合わせも“謹慎”の意味合いではなく、“風化”を狙っているものとみられます」(同)

 『ワイドナショー』で扱わなかったことも、吉本の“計画”の一つだったのかもしれない。

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