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米大統領、ボルトン氏を解任 イラン・アフガン政策などで対立

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2019年09月11日 01:28  ロイター

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ロイター

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[ワシントン 10日 ロイター] - トランプ米大統領は10日、ボルトン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)を解任したことを明らかにした。北朝鮮やイラン、アフガニスタン、ロシアなどとの外交政策を巡る見解の相違が理由と説明した。後任の有力候補には、スティーブン・ビーガン北朝鮮担当特別代表のほか、ジョン・サリバン国務副長官やリチャード・グレネル駐独米大使の名前が挙がっているという。


トランプ大統領はツイッターへの投稿で「ボルトン氏に昨夜、ホワイトハウスでの勤務はもはや必要ではないと伝えた。私も政権内の他の人間もボルトン氏の提案の多くに同意できなったかった」と明らかにし、来週にも後任を指名する考えを示した。


<「外交は大きく変わらない」>


ボルトン氏は強硬派の代表格で、トランプ大統領の国家安全保障問題担当補佐官としては3人目。北朝鮮への圧力継続をトランプ氏に助言していたほか、対イラン強硬路線を主張し、トランプ氏とイラン大統領の会談にも反対していた。さらに、ロシアやアフガニスタンに対してもより厳しいアプローチを支持していた。


事情に詳しい関係筋によると、ボルトン氏は9日、アフガン問題などを巡りトランプ大統領と激しく衝突したという。


ボルトン氏はトランプ大統領に忠実とされるポンペオ国務長官とも時折衝突していた。


ポンペオ氏は記者団に対し、ボルトン氏と意見の相違があったことを認めた上で、「どの国のリーダーも、一部の当局者が政権を去ったからといってトランプ大統領の外交政策が大きく変化すると思うべきではない」と述べた。


ボルトン氏はツイッターで自ら辞任を申し出たと主張し、トランプ氏と異なる説明をした。「トランプ大統領に昨夜、辞意を伝えたところ、大統領に『明日話し合おう』と言われた」と述べた。


ホワイトハウスのグリシャム報道官は「多くの問題」がボルトン氏解任の決定に至ったとしつつも、詳細には踏み込まなかった。


トランプ氏に近い関係筋は、ボルトン氏がマルバニー大統領首席補佐官代行をはじめ多くのホワイトハウス当局者と衝突していたとし、「ボルトン氏はルールを守らない。ある種のならず者だ」と語った。


ボルトン氏の後任の有力候補には、スティーブン・ビーガン北朝鮮担当特別代表の名前が上がっている。関係筋は「ビーガン氏はポンペオ長官と同様、大統領を尊重し、決断を下すのは大統領だということを理解している」と述べた。


ジョン・サリバン国務副長官やリチャード・グレネル駐独米大使も候補と目されているという。


<トランプ氏が強硬姿勢を嫌う>


トランプ大統領に近い高官らは、大統領がボルトン氏の強硬姿勢にうんざりするようになっていたと話す。物別れに終わった2月の米朝首脳会談でも、ボルトン氏が厳しい要求をするようトランプ大統領に助言していたことが背景にあったという。


北朝鮮は前日、今月下旬に米国との非核化協議再開に前向きと表明した。[nL3N2604H4]


ボルトン氏はまた、アフガンの反政府勢力タリバンと和平合意を結ぶ米国務省の計画に反対していた。トランプ大統領が2001年9月11日の米同時多発攻撃から18年を迎える直前の前週末、タリバンの有力指導者を大統領山荘キャンプデービッドに招こうとしていたことにも反発。大統領は8日に予定していた会談を急きょ取りやめた。


イランに対してもボルトン氏は、2015年核合意からの離脱や経済制裁復活など強硬路線を主導した。解任のニュースを受け、米国の対イラン強硬姿勢が弱まるとの思惑から米原油価格は1%超下落した。


このほか、ボルトン氏はロシアのプーチン大統領に批判的で、トランプ大統領が主張する同国の主要7カ国(G7)復帰に反発。中距離核戦力(INF)廃棄条約からの離脱に関するトランプ大統領の決定にもボルトン氏が大きく影響したとされる。


*内容を追加して再送します。

このニュースに関するつぶやき

  • ハッキリと言ってしまえばボルトンのようなあんまり頭の良くない男が国家安全保障担当であると言う事がそもそも信じられない事であったとこれは言うべきだ。ボルトンは主戦論を説くかのごとき人間であると言う事自体はほぼ明白で
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  • 強行派を解任なんて。トランプ大統領は北朝鮮に甘い。
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