『Supra is back!』の合い言葉とともに、2006年以来となるスーパーGT参戦に向け、いよいよ本格的なクラス1規定に則ったGRスープラが姿をみせた。1月の東京オートサロンでは、過去のシャシーのデザインラインから上面をスープラにしたようなコンセプトモデルだったが、今回鈴鹿サーキットでお披露目されたマシンは、これにほぼ近い形で実戦に参戦することになるはずだ。
「我々TOYOTA GAZOO Racingは、本年1月の東京オートサロンで発表しましたとおり、2020年からクラス1規則導入にあわせまして、GT500クラスにこのGRスープラで参戦致します。ベースとなるGRスープラは、TOYOTA GAZOO Racingが展開するスポーツカーシリーズ『GR』初のグローバルモデルで、本年5月から発売を開始致しました」と語るのは、トヨタ自動車GAZOO Racing Company GR統括部の高橋敬三主査。