2019/20年のシーズン6からABBフォーミュラE選手権にワークス参戦するメルセデスが、体制発表を行い、ドライバーおよび『メルセデス・ベンツEQシルバーアロー01』のカラーリングを公表した。
メルセデスは11日、フランクフルトモーターショーで、メルセデス・ベンツEQフォーミュラEチームの発表会を行った。チーム代表には、メルセデス・ベンツ・フォーミュラE Ltd.のマネージングディレクターであるイアン・ジェームズが就任、ドライバーにはストフェル・バンドーンとニック・デ・ブリーズが起用された。
バンドーンは、2015年のGP2チャンピオンで、2016年には全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦。2017年、2018年にマクラーレンからF1で戦った後、メルセデスのワークスデビューに備えてフォーミュラEに参戦したHWAレースラボで2018/19年シーズンを戦った。デ・ブリーズは、2017年からFIA-F2に出場、ARTで参戦する2019年は、第10ラウンド終了時点でランキングトップに立っている。
シルバーアロー01の電動パワートレインは、F1のパワーユニットと同様にメルセデスAMGハイパフォーマンス・パワートレインズで設計、開発され、レースウイークエンドにおいてのマシンの管理はHWA AGが担当。また、F1活動を行うメルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツがメルセデス・ベンツEQフォーミュラEチームのサポートを行う。
シーズン6のフォーミュラEは、11月22〜23日にサウジアラビア・リヤドで行われるディルイーヤE-Prixで開幕を迎える。