「夢のような時間だった」前澤友作氏がZOZO社長退任、会見で涙ぐむ場面も

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2019年09月12日 20:12  Fashionsnap.com

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(左から)ヤフー代表取締役社長CEO 川邊健太郎、ZOZO代表取締役社長兼CEO 澤田宏太郎、ZOZOファウンダー 前澤友作 Image by: FASHIONSNAP.COM
ソフトバンク傘下のヤフーは9月12日、ZOZOに対し株式公開買い付け(TOB)を実施し、資本業務提携することを発表した。ZOZO創業者の前澤友作氏は、同日をもって代表取締役社長を退任。同日夕方、両社が都内で開いた記者会見に登壇した。
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 前澤氏は白地に「Let's Start Today」と書いた自身のデザインによるTシャツを着用して記者会見に登場。退任は前澤氏自身の意向によるものだという。前澤氏は1998年創業から現在までの21年間を「自分の好きなことを仕事に、突っ走ってきた。夢のような時間を過ごさせて頂いた」と振り返った。前澤氏の退任について社内からは驚きの声が上がり騒然とした状態だったといい、会見の場で社員に向けて感謝の言葉を伝えた際には涙くんで言葉を詰まらせる場面もあった。
 後任は取締役の澤田宏太郎氏が務める。前澤氏は同氏について「社内でも懐いている社員が多い人物。ゾゾタウンの深い部分まで把握しており、今後澤田の果たせる役割は大きいと考えている」と紹介した。
 前澤氏の今後の活動については、2023年に控えている月への渡航に向けたトレーニングなどに専念。また、月へ行く前に宇宙へ行く計画をしていることを明かした。将来的には新事業の立ち上げを検討しているが、現時点で詳細は未定だという。
【インタビュー】前澤社長が語るゾゾスーツとゾゾが創造するファッションの未来(2018年掲載)
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