ソフトB、西武との最終決戦制しM12 快投の千賀13勝目、グラシアルV弾

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2019年09月12日 21:30  ベースボールキング

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ソフトバンク・千賀滉大(C)KYODO NEWS IMAGES
● 西武 2 − 3 ソフトバンク ○
<25回戦・メットライフ>

 ソフトバンクが西武との今季最終戦に勝利。1日で首位の座を奪い返し、ついに優勝マジック「12」が点灯した。

 ソフトバンクは序盤から好機を逸し続ける嫌な展開。それでも、前回登板でノーヒットノーランを達成した先発・千賀が、この大一番でも圧巻の投球を披露した。4回までパーフェクト投球を展開すると、中盤以降も安定した投球。我慢強く打線の援護を待った。

 0−0の7回は一死二、三塁のピンチを招いたが、5番・栗山、6番・外崎を連続三振斬り。すると直後の8回表、先頭の3番・グラシアルが25号ソロを左翼席へ運びついに均衡を破った。さらに続くデスパイネ、柳田の連打で無死一、三塁の好機を作ると、6番・松田宣が中犠飛を放ち2点目。終盤にようやく打線がつながった。

 千賀はその裏、二死から四球を与えると、1番・秋山に適時二塁打を浴び失点。それでも、続く源田を捕邪飛に仕留め1点リードを死守した。右腕は8回113球、4安打9奪三振1失点の快投。14勝でリーグトップの有原(日本ハム)に次ぐ13勝目(7敗)を挙げた。

 ソフトバンクは9回表、途中出場の高田がスクイズを決め再び貴重な3点目。その裏に抑えの森がソロ弾を浴びたが、守護神は何とかリードを守り31セーブ目(2勝3敗)をマークした。

 西武は先発の十亀が粘投。野手の好守にも救われ7回を8安打無失点に抑え、降板後「今日は内容よりも結果を出さなくてはならない試合だったので、そこを意識してマウンドに上がりました。良い守備に助けていただきながら自分の仕事ができたと思います」と振り返った。

 しかし、0−0の8回に2番手・平井が2失点。右腕はグラシアルに被弾するなど打者4人から一死しか奪えず、今季3敗目(5勝)を喫した。打線は千賀から1点しか奪えず、9回に3番手・平良も1失点。その裏、4番・中村の29号ソロで再び1点差に迫ったが、あと一歩届かなかった。

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  • 首位攻防戦に相応しいナイスゲーム!合併球団も気負わず食い荒らしてOK。残り試合を全敗する必要は無いぞ。
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