ブラッド・ピット、来日イベントで場外ファンにも神対応 「次回はゆっくり仕事抜きで」

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2019年09月13日 20:02  Techinsight Japan

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映画『アド・アストラ』ジャパンプレミアの舞台挨拶に登場したブラッド・ピット
俳優ブラッド・ピット(55)が主演する映画『アド・アストラ』(9月20日公開)のジャパンプレミアが13日に都内にて開催され、約2年4か月ぶりに12回目の来日を果たしたブラッドが登場した。カーペットイベントで1時間以上遅れて現れたブラッドは、場内に入れずにいたファンに向けて手を振るなどのサービスも見せた。また同作上映前の舞台挨拶にも出席し、親日家ぶりもうかがわせた。

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今回初めて宇宙飛行士役に挑戦したブラッド・ピット。宇宙で消息を絶った父(トミー・リー・ジョーンズ)を捜す旅に出る主人公・ロイを演じている。ジャパンプレミアのカーペットイベントでは物語に絡めて階段に空を思わせるようなブルーのカーペットが長く敷かれ、ロケットの隣にブラッドが立った。


場内に入れずとも一目でもブラッドを見ようと駆けつけた大勢のファン達が場外で「ブラッドー!」と大歓声を上げると、それに気づいたブラッドはそちらの方向に何度も歩み寄り、よく見えるように身をかがめたり、手を振ったりの神対応。この思いがけないサービスにファンは一層大きな悲鳴のような声援で応えた。


場内の選ばれたファンにサインや写真撮影などのサービスをして、テレビ局のインタビューに応じた後、ブラッドは舞台挨拶へ。ここでもブラッドを待ちに待ったファンが大歓声で出迎えた。颯爽と舞台に上がったブラッドは「皆さん本当に今日はありがとうございます。特別なユニークな映画なので、大きなスクリーンで観ていただきたいので、今日は皆さん楽しめると思います。時間を割いて観に来てくれて嬉しいです」とまず挨拶。


同映画は、太陽系の彼方に消えた父の“謎”を追う本格スペース・アクション超大作と呼び声が高いが、ブラッドは「SFはずっとやりたかったけれども、なかなか独創的なものが見つからないこともあった」と長いキャリアで宇宙飛行士役が初めてだったことに触れ、「今回はこのジャンルに貢献できたと思っています。非常に誇りに思っていますし、他のSFものとは違うものになったと思っています」と穏やかな口調ながらも自信をみなぎらせた。


またブラッドは「(この映画の)テーマはいくつかあると思う。親子の関係を理解するということ、自分自身を理解するということ、自分自身を探す物語だと思います」と話し、ファンにメッセージを求められると「みんな、人には優しくしましょう。それがメッセージです」とにっこり。「Enjoy!(楽しんで!)」と客席に呼びかけながら、ブラッドの退場を惜しむファンの歓声のなか姿を消した。


今回の日本滞在について「仕事ばかりでいつも時間が足りない。日本の文化も素晴らしいし生活の仕方も大好きなので、本当に次回は絶対にゆっくりと仕事抜きで来たいです」とプライベートでの来日を切望したブラッド。前日の記者会見では日本の鯉に興味のあることを明かし、鯉の養殖場に行きたいとも話していた。そんなブラッドにゆっくり日本を楽しんで欲しいと願うファンは多そうだ。
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)
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