写真家の中野正貴が初の大規模展、"東京三部作"から未発表作まで約100点を展示

写真家の中野正貴が、初の大規模展「東京」を東京都写真美術館で開催する。会期は11月23日から2020年1月26日まで。

　中野は1955年福岡県出身で、武蔵野美術大学造形学部視覚伝達デザイン科卒業後、写真家の秋元茂に師事。1980年にフリーランスのフォトグラファーとして独立し、雑誌や広告撮影を中心に活動している。変貌を続ける東京の姿を30年以上にわたり撮影し続けており、これまでに日本写真協会賞新人賞や木村伊兵衛写真賞などを受賞した。
　同展では、誰もいない東京の姿を写した「TOKYO NOBODY」、ビルや民家の窓から東京を垣間見た「東京窓景」、川を漂い水上を浮遊する都市像を捉えた「TOKYO FLOAT」といった"東京三部作"と呼ばれる代表作をはじめ、新作、未発表作を紹介。今回の写真展のために編成した「TOKYO TOWER」や、大型カメラで撮影した4m超の巨大プリントなど約100点を展示する。会期中、中野とリリー・フランキーによる対談やギャラリートークが開催される予定だ。
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■中野正貴写真展「東京」会期：2019年11月23日（土）〜 2020年1月26日（日）会場：東京都写真美術館 地下1階展示室
■関連イベント対談 中野正貴×リリー・フランキー日程：2019年12月8日（日）時間：14:00 〜（約90分）会場：東京都写真美術館 1階ホール※詳細は9月下旬に公式サイトで発信。東京都写真美術館公式サイト
＜中野正貴ギャラリートーク＞日程：2019年11月24日（日）／2020年1月12日（日）時間：各日14:00〜※展覧会チケット（当日消印）を持参のうえ、地下1 階展示室内に集合。