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トランプ米大統領の別荘に中国人女性が侵入し逮捕…スパイ説浮上、中国政府が猛批判

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2019年09月16日 19:51  Business Journal

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写真トランプ米大統領の別荘「マーアーラゴ」(写真:ロイター/アフロ)
トランプ米大統領の別荘「マーアーラゴ」(写真:ロイター/アフロ)

 今年3月、ドナルド・トランプ米大統領がフロリダ州に所有する別荘「マーアーラゴ(Mar-a-Lago)」に不法侵入しようとしたとして逮捕された中国人の女、張玉婧(チョウギョクセイ)の公判が同州パームビーチの連邦地方裁判所で行われ、陪審員の評決により、虚偽の供述をして故意に制限区域内に侵入しようとしたとして有罪が確定した。判決公判は今年11月22日に開かれ、最高で6年間の禁固刑および25万ドルの罰金が科される可能性がある。


 張は逮捕時に4台の携帯電話とノート型パソコン1台、マルウエア(悪意のあるソフトウエア)が保存されたUSBメモリーを所持していたことや、携帯電話の通話記録から、張が頻繁にヒューストンの中国総領事館に電話していることなどから、中国のスパイの可能性もあるとの報道もなされた。しかし、裁判では彼女がスパイである証拠は提示されなかったという。


 この事件は謎だらけだ。現場で張を調べたシークレット・サービスは張が当初、自分がマーアーラゴの会員でプールに向かっていると主張し、施設に入ろうとした。しかし、張は水着を持っていなかったという。その点をシークレット・サービスから質されると、張は「国連が主催する中国系米国人の催しに参加しようとしている」とも強弁したが、該当する催しは存在しなかった。さらに、米国内では張は中国のパスポートを複数所持していたと報じられているが、法廷文書によると、張が持っていたのは台湾のパスポートだったという。


 このような張の不審な点や有罪が確定したことについて、中国外務省報道官は記者会見で「彼女と中国政府の関係については、まったく聞いていない。そもそも最近の米国政府のやることは疑問だらけだ。ありもしない事実を並べて、SFのような物語をさも真実であるように主張しているようだ」などと述べて、米政府を痛烈に批判した。


尽きない謎

 とはいえ、張の言動は極めて奇妙で常軌を逸している点が多いのも事実だ。


 まず、彼女はこの日の裁判に囚人服姿で現れ、裁判官や弁護人、検察官、陪審員らを驚かせている。囚人服姿だと、「犯罪者」として印象が強くなり、陪審員は容疑者が有罪であるとの心証を強く抱くこともあることから、通常は私服に着替えて法廷に出ることが多い。



 判事から囚人服姿の理由を聞かれた張は「刑務所の担当者が私服に合うような下着を支給してくれないからだ。これは女性としては当然の要求だ。その願いを聞き入れてくれないから、私は囚人服のままで現れたのだ」と証言。最終的に、逮捕時に持っていた荷物のなかにあった下着を提供されて、裁判が再開されたという。


 このほかにも、張は裁判所が選定した弁護士を解任し、張自身で弁護すると言ってきかず、弁護士なしで裁判を受けている。さらに、流暢な英語を話したかと思えば、判事の簡単な質問に「YES、NO」で答えず、「わからない」とだけ答える場面もあった。


 このような張の奇妙な言動が12人の陪審員に不信感を抱かせ、結果的に有罪判決を下されたともいえそうだが、これらの言動は「スパイ説」を覆すための単なる狂言なのか、あるいは確信犯なのか、精神的に異常な部分があるのかなど、現職の米大統領の別荘への侵入事件だけに謎は尽きない。


(文=相馬勝/ジャーナリスト)


このニュースに関するつぶやき

  • 今世紀中に民主党からチャイニーズプレジデントが誕生しちゃうかもね。で北のエージェントのムンムンみたいに中共のエージェントとして大活躍!
    • イイネ!7
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  • トランプのトラップにw ドナルド トランプって頭文字が「D T 」。。。�׷�
    • イイネ!17
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