“最激戦区”の行方を占うビッグマッチ【CL・GS第1節/ドルトムントvsバルセロナ】

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2019年09月17日 20:52  サッカーキング

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サッカーキング

[写真]=Getty Images
“死の組”とされるグループFは、開幕戦からサバイバルマッチとなる。9月17日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第1節では、ドルトムントとバルセロナが対戦。グループ突破の行方を左右する大一番が早くも実現する。

 ドルトムントが地の利を活かして勝利を手にするのか。あるいは、スペイン王者のバルセロナが貫録を見せつけるのか。注目の一戦を前に、それぞれのチーム状況をおさらいしておこう。

予想スタメン


現監督が就任以降、ホームで滅法強いドルトムント

■ブンデスリーガ成績(昨季)
34試合23勝7分4敗(2位)

■チャンピオンズリーグ成績(昨季)
《グループステージ成績》
○ 1−0 クラブ・ブルージュ(A)
〇 3−0 モナコ(H)
○ 4−0 アトレティコ・マドリード(H)
● 0−2 アトレティコ・マドリード(A)
△ 0−0 クラブ・ブルージュ(H)
〇 0−2 モナコ(A)
⇒4勝1分1敗 グループA・1位

《ラウンド16》
● 0−3 トッテナム(A)
● 0−1 トッテナム(H)
⇒2戦合計 0−4

■ブンデスリーガ成績(今季)
4試合3勝0分1敗(2位)
〇 5−1 アウクスブルク(H)
〇 3−1 ケルン(A)
● 1−3 ウニオン・ベルリン(A)
〇 4−0 レヴァークーゼン(H)

■主な負傷者
ウカシュ・ピシュチェク、ニコ・シュルツ、マテウ・モレイ

ブンデスリーガ第3節で昇格組のウニオン・ベルリン相手に不覚をとったが、レヴァークーゼンをホームに迎えた第4節は4−0と大勝。CL開幕に向けて最高の結果を手にした。本拠地『ジグナル・イドゥナ・パルク』での強さは圧倒的で、リュシアン・ファーヴル監督が就任した昨シーズンから、リーグ戦はわずか1敗、さらに全試合で2ゴール以上を叩き出している。CLでも、昨シーズンはアトレティコ・マドリード相手に4−0の勝利を収めた。ウカシュ・ピシュチェクとニコ・シュルツの両サイドバックが負傷離脱中だが、アクラフ・ハキミとラファエル・ゲレイロで穴は埋まり、ケガで代表招集を辞退したトルガン・アザールが復帰を果たしたのも好材料。バルセロナから金星をあげる準備は整っている。


エースはメンバー入りを果たしたが…

■リーガ・エスパニョーラ成績(昨季)
38試合26勝9分3敗(1位)

■チャンピオンズリーグ成績(昨季)
《グループステージ成績》
○ 4−0 PSV(H)
〇 4−2 トッテナム(A)
○ 2−0 インテル(H)
△ 1−1 インテル(A)
○ 2−1 PSV(A)
△ 1−1 トッテナム(H)
⇒4勝2分0敗 グループB・1位

《ラウンド16》
△ 0−0 リヨン(A)
〇 5−1 リヨン(H)
⇒2戦合計 5−1

《準々決勝》
〇 1−0 マンチェスター・U(A)
〇 3−0 マンチェスター・U(H)
⇒2戦合計 4−0

《準決勝》
〇 3−0 リヴァプール(H)
● 0−4 リヴァプール(A)
⇒2戦合計 3−4

■リーガ・エスパニョーラ成績(今季)
4試合2勝1分1敗(5位)
● 0−1 アスレティック・ビルバオ(A)
〇 5−2 ベティス(H)
△ 2−2 オサスナ(A)
〇 5−2 バレンシア(H)

■主な負傷者
ウスマン・デンベレ、サミュエル・ユムティティ

リーグ戦ではまさかの黒星スタートを喫したものの、その後3試合は無敗をキープ。直近のバレンシア戦では、16歳の“新星”アンス・ファティが1ゴール1アシストと爆発し、負傷から復帰したFWルイス・スアレスも途中出場から2ゴールを挙げるなど、勝ち点3以上の価値があるゲームとなった。ドルトムント戦に向けた最大の焦点は、リオネル・メッシのコンディションがどこまで上がっているのか、ということだろう。ふくらはぎを痛めて離脱していたエースは遠征メンバーに入ったものの、今シーズンはまだ公式戦でプレーしていない。アウェイゲームということもあり、エルネスト・バルベルデ監督は温存策をとる可能性がある。その場合、FWカルラス・ペレスやファティら若い才能にかけるのか、あるいはイヴァン・ラキティッチやアルトゥーロ・ビダルなどベテランMFを抜擢して中盤を厚くするのか、指揮官の決断に注目が集まる。

(記事/Footmedia)

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