レジレス精算やクーポン配信など、多機能なスーパーマーケット向け店舗アプリ

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2019年09月18日 06:01  Techable

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米シアトルで2018年に創設された「Swiftly」は、「スーパーマーケットのためのオペレーションシステム(OS)」を標榜するスタートアップ企業だ。

特定の地域で店舗展開するリージョナル・チェーンや地域密着型のローカルスーパーに向けて、多機能な店舗アプリを開発している。・レジレス精算、クーポン配信、ポイントカード機能などを備える店舗アプリ「Swiftly」の店舗アプリは、レジでの精算が不要なレジレスサービスに対応。

ユーザーが陳列棚などから商品を選ぶごとに「Swiftly」をインストールしたスマートフォンで商品のバーコードを読み取っていき、専用レーン「SwiftLane」で精算する仕組みだ。

また、この店舗アプリでは、ユーザーごとにパーソナライズした割引クーポンを配信するほか、買い物リスト機能やポイントカード機能も実装。

スーパーマーケットの店舗にとっては、来店客に「Swiftly」の店舗アプリを利用させることで、売上拡大につなげられるのが利点だ。

店舗アプリのユーザーの客単価は一般の来店客よりも50%高く、店舗アプリでレジレス精算するユーザーは来店頻度が40%高いという。・中小規模のスーパーをターゲットに全米で展開へ市場調査会社eMarketerによると、米国では、2018年時点で1800万人が、1ヶ月に1回以上、食品スーパーのアプリを利用しており、インターネットユーザーの43%が「レジ待ち行列するよりも、レジレス精算したい」と回答している。

「Swiftly」では、2019年9月、1560万ドル(約16億8800万円)の資金調達に成功。

今後は、中小規模のスーパーをメインターゲットとして、全米で展開していく方針だ。(文 松岡由希子)

Swiftly

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  • O2Oの一環で、今後、店POSにアプリ経由でアクセスしてアプリから注文して、WEB決済、店に取りに行ってその場で受け渡しして帰宅なんていうのが出来そうな予感。
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