天皇杯JFA第99回全日本サッカー選手権大会ラウンド16(4回戦)が18日、各地で行われた。
ヴァンフォーレ甲府は2回戦で東京ヴェルディ、3回戦でガンバ大阪を立て続けに破った法政大学と対戦した。90分で試合に決着がつかず、延長戦へと突入。延長前半開始直後に甲府が勝ち越しゴールを挙げ、準々決勝進出を決めた。
ヴィッセル神戸と川崎フロンターレの一戦は、神戸が山口蛍と古橋亨梧のゴールで前半を2点リードで折り返した。後半に入ると神戸がさらに1点を追加。その後、2点を返した川崎は試合終盤攻め込むものの反撃は実らず、試合はこのままタイムアップ。J1対決を制した神戸が準々決勝進出を決めた。
V・ファーレン長崎はベガルタ仙台をホームに迎えた。1点ビハインドの仙台は86分、ハモン・ロペスのゴールで同点に追い付く。しかし直後の87分、長崎の長谷川悠が逆転ゴールを決め、長崎が準々決勝に駒を進めた。
サンフレッチェ広島と大分トリニータの一戦は120分戦って決着がつかず、PK戦へ。10人目までもつれ込んだPK戦は、大分が勝利し次へと繋げた。
4回戦の結果は以下の通り。なお、鹿島アントラーズと浦和レッズはアジアチャンピオンズリーグ準々決勝第2戦を戦った関係で、9月25日に試合が行われる。
▼9月18日
ヴァンフォーレ甲府 2−1 法政大学
ジュビロ磐田 1−1(PK:3−4) 清水エスパルス
ヴィッセル神戸 3−2 川崎フロンターレ
サンフレッチェ広島 1−1(PK:9−10) 大分トリニータ
サガン鳥栖 4−2 セレッソ大阪
V・ファーレン長崎 2−1 ベガルタ仙台
▼9月25日
鹿島アントラーズ vs 横浜F・マリノス
浦和レッズ vs Honda FC