TSUTAYA初のカフェ単独店、台湾発ティーブランド「カムバイティー」日本1号店が表参道にオープン

0

2019年09月19日 19:22  Fashionsnap.com

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

Fashionsnap.com

写真
ツタヤ(TSUTAYA)が、日本国内での店舗展開におけるライセンスを取得した台湾発のティーブランド「カムバイティー(COMEBUYTEA)」の1号店を表参道に出店する。オープン日は9月21日。
【こちらもチェック】代官山 蔦屋書店の音楽フロアがリニューアル、イベントを行うミュージックラウンジを新設

 カムバイティーは2002年に誕生した「カムバイ(COMEBUY)」の新ブランドとして、2016年に台湾に1号店を出店。現在は世界6つの国と地域で計13店舗を営業している。
 日本1号店は表参道駅から徒歩約2分の原二本通りに位置し、周辺には「アフタヌーンティー・ラブアンドテーブル(Afternoon Tea LOVE&TABLE)」や「フライング タイガー コペンハーゲン(Flying Tiger Copenhagen)」などが立ち並ぶ。店内はプラントハンターの西畠清順がプロデュースした植栽を用いて落ち着いた空間を演出し、ソファ席や電源を備えたカウンター席など約50席を用意。約9mのバーカウンターでは独自開発のティーグラインダーとティープレッソマシンで1杯ずつ抽出する様子を、噴出される蒸気の音や茶の香りなどを五感で感じながら間近で見ることができる。
 ドリンクには台湾の独自契約茶農家から仕入れ、修行を積んだティーマスターが選別した特別な茶葉や世界の産地から厳選した茶葉を使用。メニューは様々なトッピングを追加して楽しむ「クリエイティー(CREATEA)」(ベース450円〜)と、茶本来の風味を味わう「クオリティ(QUALITEA)」(600円/いずれも税別)の2種類で構成される。ティープレッソマシンから抽出した茶をミルクやフルーツジュースとブレンドして作るクリエイティーでは、独自のトレーニングを受けたティーバーテンダーがボストンシェーカーを使ってシェイクすることで、茶に空気が含まれより香り高いドリンクに仕上がるという。また、タロイモやこんにゃく、アロエといったトッピングの追加が可能で300種類以上のカスタマイズが楽しめる。
 ツタヤの中西一雄代表取締役社長は、生活提案型書店「ツタヤ ブック ストア(TSUTAYA BOOK STORE)」を2017年に台湾に出店して以降、台湾国内で店舗展開を広げていくなかでカムバイティーに出会ったといい、「日本には無い味で、新しいスタイルの良いサードプレイスになるのではと思った」とライセンス取得の背景を語った。表参道にオープンする1号店でブランドの世界観を発信し、日本国内での認知度拡大を図りながら、TSUTAYAとの複合店の展開も進めていくという。なお、同店における目標売上高などは非公表としている。
 同社はこれまで「スターバックス コーヒー(STARBUCKS COFFEE)」を併設した「代官山 蔦屋書店」など、書店とカフェが融合した「BOOK&CAFE」スタイルの店舗を手掛けてきたが、カフェ業態の単独店を手掛けるのは国内外を含め今回が初めて。単独出店を採用した理由について、TSUTAYA 開発営業カンパニーの安田秀敏社長は「将来的には複合店を出店する予定で、価値ある場を提供するにあたり、『表参道で展開しているブランド』として周囲にブランドが認知されやすいと考えた」と狙いを語った。今後の飲食分野における方向性として、カムバイティー以外の他ブランドの運営や自社ブランドの立ち上げなども視野に入れているという。
【あわせて読みたい】CCCグループが恋愛・婚活マッチングサービス市場に参入、クリエイティブスタジオ1→10と合弁会社設立
■COMEBUYTEA 表参道店オープン日:2019年9月21日(土)住所:東京都渋谷区神宮前4丁目9-3 清原ビル1階電話番号:03-6804-5699営業時間:10:00〜22:00休業日:無休公式サイト
    ニュース設定