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「時短」より「時産」を!ゆとりが持てる一人で抱え込まない家事メソッド

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2019年09月20日 06:31  ウレぴあ総研

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ウレぴあ総研

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みなさんは、毎日、「ゆとり」ある生活を送っていますか?

【時短】毎日の家事が30%減⁉家から無くすべきアイテム5選

忙しいママたちが「ゆとりライフ」を楽しむのを応援する「ゆとりうむプロジェクト」によると、最近では、時短で作った時間でゆとりある生活を産み出す「時産」という言葉が広がってきているといいます。

時間を産むと書いて「時産」。実際、どのように時間を産み出すことができるのか知りたくなってきませんか?

そこで、「ゆとりうむ」プロジェクト理事で、節約アドバイザー、消費生活アドバイザーなどの肩書を持つ丸山晴美さんに、時短と時産の違いや、日々の忙しい生活の中、時産を実践する方法を伺いました。

■「時短」と「時産」の違い

まずは「時短」と「時産」の違いから確認しておきましょう。

■「時短」

丸山晴美さん(以下、丸山)「時短は『タスクの時間短縮』のこと。例えば、一つ一つの家事、料理や洗濯、掃除などの時間短縮をすることです。日本では“時短=手抜き”といったネガティブなイメージが伴っているのも現状です」

■「時産」

丸山「一方、時産は、時短によって新たな時間を産みだすことにより、ゆとりを産むこと。“時産によって産まれた時間を楽しむこと”を示しています。

共働き世帯が増え続けていますが、残念ながら女性の家事労働時間には、あまり変化が見られません。働く女性が家庭を持つことで、家事や育児など求められることが増えてしまい、日々の数多くあるタスクをこなすだけで、精一杯になっている方も多いかと思います。

その中でも、後回しになりがちな“わたしの時間”を作り、“わたしらしさ”を実現することが、本当の意味での時産だと考えています。

例えば食器洗い機を購入することで、ママだけでなくパパでもボタンひとつで食器を洗うことができます。また、食器洗い機は時産だけではなくエコにもつながります。

他にも、焼くだけ、お湯を注ぐだけでできるといった便利な“時産アイテム”を活用することで、忙しいママにもゆとりの時間が増えるでしょう。

時産はゆとり時間を作るだけではなく、“ママ一人で家事育児を抱え込まずに、家族でできる手段や仕組みを作って、家族で分担する”ことも大切なことなのです。

ゆとりうむプロジェクトに参画いただいている企業では、忙しいママたちをお助けするさまざまなアイテムやサービスを展開しています。こういったものを上手に活用して時産していただき、もっともっとママたちにゆとりを楽しんでほしいと思います」

■今すぐ実践!「時産」のやり方

そこで、具体的に時産の実践方法を丸山さんに教えていただきました。身近に売られている商品を使った方法もあり、今すぐ始められるものばかりなので、ぜひトライしてみましょう!

■1.料理で時産

■●ジッパー付きバッグで下味冷凍

丸山「休日まとめ買いした食材をジップロックで下味冷凍することで、平日の晩御飯の調理時間を週に約1時間も短縮できます。しかも味が染み込んで美味しくなるので、家族にも喜ばれる調理法です。

料理のバリエーションを持つことで、マンネリ化を防ぎ、解凍して焼くだけなので料理が苦手な人でも簡単におかずを作ることができます」

■●フライパン用ホイルで洗い物時間短縮

丸山「クックパーなどのフライパン用ホイルを敷いてフライパン調理をすることで、フライパンが汚れず、洗い物の時間を短縮できます。下味冷凍した食材を焼くときにも便利です」

■●ラップで食品長持ち

丸山「サランラップを上手に活用することで、野菜やお肉の鮮度を長く、美味しく保つことができます。食品を長持ちさせることでお買い物に行く回数を減らすことで時産になります。現在社会問題化している食品ロス防止にもつながります」

■●ウォーターサーバーでお湯を沸かす時間短縮

丸山「ウォーターサーバー選び一つで、時間短縮になります。例えば、クリクラを利用すると、サーバーからすぐお湯が出るので、インスタント食品、お茶やコーヒーなどが飲めます。

お湯を沸かしたり、お水を冷蔵庫で冷やしたりする手間を省くことにより、時産になります。

さらに配送員が定期的に届けてくれるので、ペットボトルを買ってくる手間もなくなり、これも時産につながります」

■●液みそで味噌汁作りの時間短縮

丸山「毎日のお味噌汁づくりも、液みそを利用すると従来の味噌のように溶かす手間がなく、すぐに溶けるので手間なく完成します。また鍋やおたまなどの調理器具の洗い物が減るため、時産につながります。

顆粒タイプはみそをしぼり出す手間もなく、お湯を入れてすぐ溶けるため、時間のない朝にもとても便利です」

■●チャーハンの素などでパパっと時短調理

丸山「子どもがお昼ごはんを家で食べる長期休みの時期などには、美味しく簡単に料理できる調味料も活用しましょう。例えば、永谷園のチャーハンの素やおそうざいの素などはまぜて焼くだけでパパっとランチを作れます。

時短調理で子どもとの時間を産むことができるので、親子コミュニケーションのためにも、市販の調味料は積極的に活用したいですね」

■2.家電で時産

丸山「食器洗い機の普及率は、欧米では約8割、日本では3割程度といわれています。この根底には “食器くらい手で洗わないと”という罪悪感があるのかもしれません。食器洗い機を上手に利用して洗い物は“やらなくてよい家事”にしてしまいましょう。

洗い物の時間は年間で1週間もの時間を節約できるのです。お財布にも環境にもプラスになりますよ」

■3.家の空間づくりで時産

■(1)モノを探さない工夫

●デイリークローゼットをつくる
丸山「デイリーで使うものはひとつのクローゼットを家族みんなの衣類をゾーンで分けて収納。毎日使う子ども用品もまとめて収納しておけば、探しものも減り大忙しの朝の支度もスムーズになります」

●マルチカウンターで一括収納
丸山「ダイニングで使うモノを、たっぷり収納できる『マルチカウンター』をダイニングに設置しましょう。家族で共有する日用品やモバイルグッズなどを一括管理して、探し回る手間も取りに行く手間も省略できます」

■(2)家族の共有スペースを作る

●収納を兼ねた「間仕切りファニチャー」
丸山「共働き家族にとって、何より大切なのが、家族がそろう時間。家族がそれぞれ別のことをして過ごしていても、その気配を感じられるゆるやかな間仕切りがおすすめです。収納を確保しながら、光や風を通し、圧迫感が少ないので、視覚的にもゆとりを感じさせます」

●週末はテラスをリビングに!「アウトドアリビング」
丸山「普段、もの干しに使っているテラス空間を活用。最近はテラスの奥行きが広いマンションも増えています。週末には家事の場だけでなく、テラスランチなど、家族時間、自分時間を満喫する空間として利用しましょう」

■(3)ひとりでやらない工夫

●ランドリークロークという考え方
丸山「洗濯し、その場で部屋干しし、干しっぱなしのまま家族の一時クロークとしてしまうという、洗濯に関わる動きを一挙に省略してしまう工夫です。

家族が必要な衣類を必要なときにランドリークロークから自分で取り込むという新しい洗濯方法です」

●マルチアイランドキッチンでみんなで一気に準備・片付け
丸山「ぐるっと回れる導線のマルチアイランドキッチンは、家族みんなで分担して準備や片付けをしてもスムーズに動けます。

シンクカウンターとコンロを分けて設置すると、子どももカウンターに近づきやすく、お手伝いもしやすくなります」

■時間がとにかく足りないママへ。「時産」のためにまずやるべきことは?

「時産」「ゆとり」と聞くと、いつも時間が足りなくて、時間を産み出すどころではない!と感じたママもいるかもしれません。そんな忙しいママに向け、丸山さんに、まずやるべきことを教えていただきました。

丸山「まずは“時短=手抜き”という意識から脱却しましょう。時短することは賢く時間を使うこと、家族のために、自分のためにむしろプラスになることだという認識を持つことが大切です。

また、時産には家族の協力も大切です。一人で抱え込まずに家族でできる仕組みを、家族で話し合いながら作りましょう。

そして、やるべきことを増やし過ぎて自分自身を追い込むこともやめましょう。子どもには、お母さんやお父さんの笑顔が一番の栄養です。時産でゆとりを持って笑顔で居られることが、このプロジェクトの意義でもあり、みなさんに推奨していることです。

時間を産み出すコツは、お伝えしたように、料理、洗い物、洗濯、収納など、今日からできる工夫がたくさんあります。まず自分が一番時短したい家事を決めて家族と相談しながら、1つずつ取り入れてみるといいと思いますよ」

自分や家族のためにも、ポジティブな方向へと考え方を変えることがポイントといえそうです。時産の実践方法、何か一つからでも始めてみたいですね。

【取材協力】ゆとりうむプロジェクト 理事 丸山 晴美さん

毎日の暮らしを「見直して」「工夫して」、ゆとりを「楽しむ」、それが“ゆとりうむ”です。ゆとりうむプロジェクトは忙しいママたちを応援します。

22歳の時に節約に目覚め、1年で200万円を貯めた経験がメディアに取り上げられ、その後コンビニ店長などを経て2001年節約アドバイザーとして独立。

ファイナンシャルプランナー(AFP)、消費生活アドバイザー、宅地建物取扱主任士(登録)、認定心理士、家庭の省エネエキスパート検定合格、調理師などの資格を持ち、食費や通信費など身の回りの節約術やライフプランを見据えたお金の管理運用のアドバイスなどをテレビやラジオ、雑誌、講演等で行っている。

著書に「簡単!しっかり貯まる お金の基本」(宝島社)、「定年後に必要なお金「新・基本のキ」」(宝島社)など多数。
公式ホームページ「らくらく節約生活。」

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