日本人対決はドローに、PSV堂安は途中出場…マンUやアーセナルが白星発進/EL・GS第1節

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2019年09月20日 07:07  サッカーキング

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EL・GS第1節でAZ菅原(左)とパルチザン浅野(右)の日本人対決が行われた [写真]=Getty Images
19日、ヨーロッパリーグ(EL)・グループステージ第1節が行われた。

 MF長谷部誠とMF鎌田大地が所属するフランクフルト(ドイツ)は、昨季ELのファイナリストであるアーセナル(イングランド)と対戦。両選手は先発フル出場を果たした。38分に先制を許したフランクフルトは、79分に退場者を出して苦しい展開に。すると85分と88分に追加点を奪われて、0−3の完敗を喫した。

 グループLでは日本人対決が実現し、FW浅野拓磨が所属するパルチザン(セルビア)とDF菅原由勢を擁するAZが対戦。一点を先行したAZは27分、浅野の裏への抜け出しを阻止した右SBのヨナス・スヴェンソンにレッドカードが提示される。数的不利を余儀なくされたAZは、31分に菅原を投入した。36分には浅野に決定機が到来。DFの背後から飛び出し右サイドからのアーリークロスに頭で合わせたが、枠を捉えることはできなかった。その後パルチザンは一時逆転に成功したものの、67分に追いつかれると勝ち越し弾を奪えず。試合は2−2の引き分けに終わった。

 グループLのもう一試合で、若手を多数起用したマンチェスター・U(イングランド)はアスタナ(カザフスタン)と対戦。試合を支配するも得点が生まれない難しい展開の中、マンチェスター・Uは73分に17歳のメイソン・グリーンウッドが1点を挙げて、辛くもホームでの勝ち点3を獲得した。

 今夏にMF堂安律を獲得したPSV(オランダ)はスポルティング(ポルトガル)と対戦。ホームのPSVは前半に奪った3点を守り切って、3−2で勝利した。堂安は78分から出場した。

 ルドゴレツ(ブルガリア)と対戦したCSKAモスクワ(ロシア)は、FW西村拓真を先発起用。CSKAは11分にセットプレーから先制したものの、後半に5点を奪われて逆転負けを喫した。西村は54分までプレーした。

 ポルト(ポルトガル)のMF中島翔哉とヘント(ベルギー)のFW久保裕也はベンチ入りも、試合出場はなかった。両クラブはともに勝利を飾っている。

 ELグループステージ第1節の結果は以下の通り。

▼グループA

カラバフ 0−3 セビージャ
APOEL 3−4 デュドランジュ

▼グループB

ディナモ・キエフ 1−0 マルメ
コペンハーゲン 1−0 ルガーノ

▼グループC

ヘタフェ 1−0 トラブゾンスポル
バーゼル 5−0 クラスノダール

▼グループD

PSV 3−2 スポルティング
LASK 1−0 ローゼンボリ

▼グループE

レンヌ 1−1 セルティック
クルージュ 2−1 ラツィオ

▼グループF

フランクフルト 0−3 アーセナル
スタンダール・リエージュ 2−0 ギマランイス

▼グループG

ポルト 2−1 ヤング・ボーイズ
レンジャーズ 1−0 フェイエノールト

▼グループH

ルドゴレツ 5−1 CSKAモスクワ
エスパニョール 1−1 フェレンツヴァローシュ

▼グループI

ヘント 3−2 サンテティエンヌ
ヴォルフスブルク 3−1 オレクサンドリーヤ

▼グループJ

ローマ 4−0 イスタンブール・バシャクシェヒル
ボルシアMG 0−4 ヴォルフスベルガー

▼グループK

スロヴァン・ブラチスラヴァ 4−2 ベシクタシュ
ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズ 0−1 ブラガ

▼グループL

パルチザン 2−2 AZ
マンチェスター・U 1−0 アスタナ

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