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シャンプー、エステにルンバも…「サブスク」の魅力

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2019年09月20日 08:00  AERA dot.

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写真【シャンプーはプロに】銀座と表参道の2店でサブスクを展開。ランチタイムに駆け込んでリラックスする人も (提供)
【シャンプーはプロに】銀座と表参道の2店でサブスクを展開。ランチタイムに駆け込んでリラックスする人も (提供)
 最近よく聞く「サブスクリプション」。定額制で何度でもサービスが受けられるというものだが、本当にお得なの?と気になるところ。そこで、記者が実際に体験しつつ、現状を調べてみた。

【写真】エステ、お花、ルンバも…バラエティーに富んだ定額制サービスを紹介!

 近年、モノやサービスを定額利用できる「サブスクリプション(以下、サブスク)」ビジネスが増えている。

 7月に東京・表参道にオープンしたシャンプー&ブロー専門店「Jetset(ジェットセット)表参道店」。ここでは、月額1万8千円でシャンプーとブローを何度でも利用できる(他のプランもあり)。

「アメリカでは、仕事の合間やパーティーに参加する前に利用する人が多く、日本でもニーズがあると思いました」(CEOのジュリア・スポッツウッドさん)

 記者も半信半疑でサービスを受けてみると、30分後の終了時には「これは通いたい!」と心を奪われた。

 10分以上もの念入りなシャンプーは、マッサージのような心地よさ。また、丁寧に髪を乾かしてもらえるため、髪の艶やボリュームが格段にアップしたのだ。

「シャンプーと髪を乾かすのが面倒なときもありますが、プロに任せればその分時間が生まれます。ドライヤーを持って髪を乾かすのが大変、という年配の方にもおすすめ。男性も大歓迎です!」(同)

 別料金で前髪カットや生え際などの白髪染めなどもできる。週3回(月12回)通えば1回1500円と考えると、お得感はある。

 次は、女性専用セルフエステ「BODY ARCHI(ボディアーキ)」に行ってみた。同店では月額1万円(1回45分間、他のプランもあり)で、1台300万円の高性能エステマシンが使い放題になる。

「高級エステサロンで1回2万〜3万円はかかるマシンが自由に使え、美肌やむくみ、たるみにアプローチできます」(同事業を展開するネクシィーズグループ取締役の佐藤英也さん)

 エステは高額というイメージを覆し、フィットネスジム感覚で自分と向き合ってケアできるスタジオというコンセプトで、現在、首都圏や大阪に7店舗を展開。初回体験(45分1千円)の予約が殺到し、体験者の約9割が入会する人気ぶりだ。

  記者もフェイシャルエステを体験してみた。ウェアに着替えてセルフエステを開始。マシンの安全な使い方は初回体験でスタッフが丁寧に教えてくれる。タブレット端末で見られる施術動画もあるので安心だ。

 終了後、確実にリフトアップし、心なしか肌のハリも違う! 器具を自分で動かすからか、汗をかき、運動しているような感覚。変化をすぐ実感できるのもいい。

 会員は30〜40代が中心だが、60代以上もいる。個室に一人きりなので、人に見られる気恥ずかしさもなく、顔やボディーの気になる部分のケアに専念できる。

 フラワーショップ・日比谷花壇(東京)では、6月に開始した定額サービス「ハナノヒ」が、予想以上の人気ぶりだ。利用者はスマートフォンの専用アプリ内でプランを購入し、全国86の系列店舗でアプリ画面を見せると生花を受け取ることができる。一番人気は月額1187円の「イイハナプラン」で、毎日、“本日の花”を1本もらえる。

「8割以上がこのプランの利用者。平均13.5日のご利用なので、約2日に1回のご来店頻度になります」(同社ホームユース事業推進タスクマネージャーの谷真由美さん)

 気軽に花屋に来てほしいという思いから、店舗受け取り方式にした。イイハナプランでは花が決まっているが、サクハナプラン(3987円)だと、月6回まで1回1300円分の花を選べる(他のプランもあり)。

「お得な料金設定ですし、イイハナプランで花を飾るのが好きになった方も、これらのプランに移行されています」(同)

 家具、インテリア用品のサブスク「airRoom(エアルーム)」もまた、昨年10月の開始以降、利用者が急増中だ。家具一式揃えるのは費用がかかるが、月額で借りることができれば便利。しかも送料と組み立て料は無料!

「20〜30代が約6割で、利用が多い家具はベッドとソファです。賃貸物件の更新時期である2年間の利用を想定していますが、季節ごとに家具を変えて楽しまれる方もいます」(運営会社エラリー代表取締役兼CEOの大薮雅徳さん)


 イケアやニトリなど低価格帯の家具が人気を集める中、同社は各地の家具メーカーに赴いて協力を要請した。

「レンタル用家具は、各社の在庫商品を活用。その代わりに利用者のデータをフィードバックしています」(同)

 メーカーにとっては、市場のニーズを踏まえた商品開発が可能となる。最近では新作家具も提供してくれるようになったという。

「50〜60代も少しずつ増えています。終活でコンパクトな住まいに引っ越すときに便利ですし、万が一のことが起きても解約すれば家具を引き取ってもらえるので身軽でいられます」(同)

 家具同様に高価な生活用品といえば家電。中でもロボット掃除機はその価格から購入をためらう人も多い。そこでルンバが6月に3機種を月額1200円から利用できるサブスクを開始した。低価格で導入できる上、3年間の無償保証つき(原則ユーザー過失を除く)。1年以内は解約できないが、それ以降は解約、返品可能。3年経てば自分のものになる。商品は新品だ。

「ルンバが日本に来てから17年になりますが、いまだに『高い』『本当にきれいになるのか』との心配の声が多い。そこで、とにかく使ってもらいたくて、日本独自にサブスクを始めました」(アイロボットジャパンの山田毅さん)

 自動で本体のゴミを吸い上げる最新機種も用意。定価は約13万円だが、月額3800円で利用できる。

「日本は機械任せに“罪悪感”を覚える人が多い。でも、年を取るほど掃除は大きな負担ですから、楽になるのは間違いなし。定額制だと年金からも出しやすいのではないでしょうか」(同)

 1年で返品されると正直なところ厳しいという同社。それでもサブスクを始めたのは、一度使えば手放せない商品であるという自信の表れからとのこと。

 利用者は便利なサービスや商品を低価格で利用でき、企業側はその良さをアピールできる。また、継続契約が安定収益にもつながる。双方にメリットがある限り、サブスクはさらに広がっていくのではないだろうか。(ライター・吉川明子)

価格は税別

※週刊朝日  2019年9月27日号

このニュースに関するつぶやき

  • Spotifyだけ使ってるが、重宝してる。買うのも借りるのも減った。初めは試用期間だけで止めようと思ってたけど、いざ使ってみると使いやすい。
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  • マイクロソフトのofficeもサブスクだよね。CADソフトもサブスクだったりするし。車もサブスクの流れだし。考えたらC-PAPもサブスクだった。
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