フランス空軍 新型空中給油機KC-130J初号機を受領

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2019年09月20日 16:02  おたくま経済新聞

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フランス空軍 新型空中給油機KC-130J初号機を受領

 フランス空軍は2019年9月19日(現地時間)、新たな空中給油機KC-130Jの初号機が第123オルレアン=ブリシー基地に到着したと発表しました。老朽化したC-130Hの一部を代替する予定です。


【さらに詳しい元の記事はこちら】


 KC-130Jは、ベストセラー輸送機のロッキード・マーティンC-130ハーキュリーズの最新版、C-130Jスーパーハーキュリーズの空中給油機仕様。主翼の両側に空中給油ポッドを装備し、フランス空軍などが採用するプローブ&ドローグ方式の空中給油に対応しています。


 フランス空軍はC-130Jシリーズをアメリカ政府の有償軍事供与(FMS)の形式で4機発注しており、2機のC-130J-30を2017年と2018年に受領。残りの2機は空中給油機仕様のKC-130Jで、最後の1機は2020年に受領する予定となっています。


 今回受領したKC-130Jは、すでに受領している2機のC-130J-30とともに2/61輸送飛行隊「フランシュ=コンテ」で運用されます。同飛行隊ではC-130HとC-160トランザールを運用していますが、C-160は2023年の退役が予定されています。


 メーカーのロッキード・マーティンによると、C-130J-30とKC-130Jはドイツ空軍も発注しており、これらの機材はフランスとの協力協定により、共同利用されるとのこと。このような協定は初の試みであり、機材を共同利用することで調達数を削減し、少ない予算で大きな効果を生むものとして注目されます。



<出典・引用>
ロッキード・マーティン プレスリリース
Image:Lockheed Martin


(咲村珠樹)


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  • 仏は旅客機作ってるから、国産輸送機使ってると思ってた。日本も防衛の為には、空母より給油機が多数必要。
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