アルファベット傘下のWing、米ヴァージニアで来月からドローン配達開始

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2019年09月21日 16:01  Techable

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Googleの親会社Alphabet傘下のWingは、ドローンを活用した配達サービスを10月から米国ヴァージニア州で開始すると発表した。

手始めに、物流大手FedEx Express、ドラッグチェーン大手Walgreensなどと提携して、消費者のもとに商品を空から届ける。・衣料品や食品を配達Wingは今年4月に、ドローン配達会社としては初めて米連邦航空局(FAA)から商業展開の認可を得ていた。それを受けての今回の運用開始となる。米運輸省のインテグレーションパイロットプログラムの一環という位置付けながら、本格的なドローン配達だ。

対象エリアはヴァージニア州南西部のクリスチャンズバーグで、希望する住民に、それぞれの会社専用のパッケージに処方薬やヘルスケア商品、食品といった荷物を入れて、住民の自宅に届ける。・速配サービスに最適写真を見ると、対象エリアはかなりのどかなところのようで、それえにドローン配達の対象となったと思われる。近くに店がない、また配送業者からすると配達効率が良くないエリアは特にドローンによる配達が威力を発揮する、というシナリオだろう。

FedEx Expressの場合は、速配サービスを提供するのにも有効な手段となりそうだ。

Wingの自動飛行ドローン配達は、オーストラリアではかなりのトライアルを経てすでに商業展開されている。また、フィンランドでもトライアルサービスを展開中だ。

Wingは当面、こうした展開地域での消費者や事業者のフィードバックを分析することになるが、もちろん他のエリアや国での展開も視野に入ってきそうだ。

Wing

(文・Mizoguchi)

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