アトレティコ・マドリードのディエゴ・シメオネ監督が、自身の采配について言及した。21日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
21日に行われたリーガ・エスパニョーラ第5節、セルタとの一戦をスコアレスドローで終えたアトレティコ・マドリード。現地では同試合の後半15分に、攻撃の中心であるポルトガル代表FWジョアン・フェリックスを下げてスペイン代表FWアルバロ・モラタを投入したシメオネ監督の采配が話題となっているようだ。しかし、同監督は記者の指摘に対し、以下のように語っている。
「選手とクラブに、試合の90分間をプレーできるという契約はないね。確かにジョアンは上手くプレーしていたが、私は彼を交代させることにしたよ。後半にゴールを奪うため、あらゆる方法を考え実行した結果なんだ」
「しかし、ゴールを生み出すことはできなかった。セルタは非常に上手く守っていたと思うよ。またここ最近ストライカーにゴールが生まれていないけど、私はあまり心配していない。季節が訪れると穂が実るように、そのうちゴールが生まれると思っているからね」
シメオネ監督にとって、一定の選手を特別扱いすることは考えられないようだ。