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想像以上の世界遺産!フランク・ロイド・ライト作ロビー邸がすごかった

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2019年09月23日 16:00  Suits-woman.jp

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アート、音楽、建築……見どころが目白押しの旅行先、アメリカ第三の都市「シカゴ」。いま流行りの”映えだけ”の観光スポットとは大違い。ホンモノの芸術や技術に触れられる、大人の女性だからこそ選ぶべき旅行先です。

……って言われても、堅実女子のみなさんは「ニューヨークやロスはわかるけど、シカゴって何があるの?」というひとも多いはず。

かくいう筆者も、同じでした。でもシカゴ旅行に行くことが決まり、ひとまずガイドブックやネットで調べまくったら、行きたいところが多すぎて困ってしまうほど!そんななか、目に飛び込んできたのが「フランク・ロイド・ライトの20世紀建築作品群 世界遺産登録」のニュース。2019年7月に、アメリカの有名な建築家の作品8点が世界文化遺産に登録されたとのこと。

正直に話すと私は建築に疎く、「フランク・ロイド・ライト」は、初めて耳にする名前。「でも世界遺産だからすごいんだろう……」と思って調べてみると、なんと日本にも縁が深く、旧帝国ホテル本館を設計したひとでした!

世界遺産に登録された8つの作品のうち、2つがシカゴにあります。そこで今回の旅行では、プレーリースタイルの傑作「ロビー邸」の見学ツアーに参加しました。

■写真以上の建築の驚き。フランク・ロイド・ライト設計のロビー邸

オバマ元大統領も住んでいた、シカゴの南部にあるハイドパーク。自然を感じる公園が点在する静かな住宅街で、人気の観光地「シカゴ科学産業博物館」もあります。そしてハイドパークで有名なのが、名門のシカゴ大学。その一角にあるのが、フランク・ロイド・ライト設計のロビー邸です。

フランク・ロイド・ライト設計のロビー邸。

ロビー邸は、フレデリック・C・ロビーのために1908〜10年にライトが設計した個人宅。2009年には外観が、そして2019年にはインテリアが復元され、現在ではライトが設計した当時の状態で見学することができます。中に入るにはツアーへの参加が必要。ガイドスタッフの案内でめぐる50分or90分コースと、オーディオガイドによる自由見学コースの2種類で、インターネットから予約ができます。

今回は50分のガイドコース($20)に参加。ロビー邸のミュージアムショップで受付をすませ、まずは外観の説明からスタートです。

ロビー邸の外観。

「想像と違う!」

これがロビー邸を見た、第一印象。ロビー邸はガイドブックにこの角度からの写真がよく使われているためわかりにくいのですが、大きさは約18m×55m。ロビー邸は横に長く、とても大きいのです。しかし高さは控えめで、ライトの出身地ウィスコンシン州の草原に溶け込むようなどっしりとした安定感があります。これがのちに多くの建築家へ影響を与え、プレーリースタイル(草原様式)と呼ばれています。

注目は「壁のレンガ」。ロビー邸に使われているレンガは他の家で使われているものと比べ、細く長いのが特徴。さらに縦目地はモルタルをレンガに近い色で塗ることで、レンガとレンガの継ぎを目立たなくさせ、ひとつの線が続いているように見えます。この水平を強調させたデザインも、プレーリースタイルの特徴。

これが、こだわりのレンガ。

■モダンでおしゃれなインテリア。隠れた「日本」も探して

いよいよロビー邸の内部へ!ロビー邸は3階建てで、玄関からリビング、ダイニング、寝室、子供部屋と見学できます。

こ……こんな家に住みたい……!

驚くのは、アメリカ邸宅のなかに漂う、日本らしさ。実はライトはロビー邸を設計する5年ほど前に日本を訪れていて、格子やキャビネットに和のテイストを取り入れているんです。

日本の組み木を思わせます。

じっくり見たくなる、ライトがデザインしたインテリア。家具、照明、ステンドグラス……ライトらしい幾何学デザインは、モダンでおしゃれ。そのほとんどが復元されたものですが、オリジナルを忠実に再現しています。

和のイメージがある、照明。

■ライトデザインをお持ち帰り!ミュージアムショップでお土産を

ロビー邸を堪能したあとは、ミュージアムショップでお買い物!ライトのラの字も知らなかった私ですが、見学後はすっかり虜に。ライトデザインの雑貨が、おしゃれで可愛くて……!どれも欲しくなってしまいました。

ライトの魅力をコンパクトに再現しているキャンドルホルダー。

こちらはおしゃれすぎる、キャンドルホルダー。日本に帰って検索してみたら、ネット通販で倍の値段で売っていました。買ってくればよかった。

トートバッグなどもあります。

私がお土産に購入したのは、ステンドグラス柄のテーブルナプキン&マグネット、そしてロビー邸の燭台と同じデザインの鍋敷き。お気に入りすぎて、しばらく使え無さそうです。

おみやげで購入した、ナプキンなど。

ライトが住んでいたシカゴには、世界遺産で登録されたもの以外にも彼が残した作品がたくさんあります。ライトの軌跡をたどる旅も素敵。想像を超える名作を、ぜひその目で確かめに行ってみてくださいね!

<Frederick C. Robie Houseの基本情報>
住所:5757 S Woodlawn Ave, Chicago, IL 60637
電話:+1-312-994-4000
ツアー時間:10時〜15時
URL:https://flwright.org/visit/robiehouse

取材協力:シカゴ市観光局、Frank Lloyd Wright Trust (https://www.flwright.org/)
文・写真/小浜みゆ

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