そんな展示車種のなかで注目と言えるのが、『WRX STI EJ20 Final Edition プロトタイプ』だ。スバルは1989年にデビューして以来、主力エンジンとして同社が世に送り出した多くのラリーカー、レーシングカーなどに搭載された水平対向エンジン『EJ20』の生産を今年度内に終了、EJ20を積む現行WRX STIの受注を2019年末に終了すると発表したのだ。
そんなEJ20を搭載するモデルの集大成となるWRX STI EJ20ファイナル・エディションのプロトタイプでは、バランスドエンジンやゴールド塗装のBBS製19インチアルミホイールが用意され、スバルが誇る名エンジンのフィナーレを飾るにふさわしい特別な装備が採用される。この特別仕様車は後日、555台の限定抽選販売が予定されており、詳細は10月23日にアナウンスされるという。また、モーターショーでの公開に先立ち専用サイト(https://www.subaru.jp/wrx/sti_ej20finaledition/)が公開された。