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話題の「性いっぱい展」は感動を覚える出来栄え! 水族館が“性”に熱い想いを込める

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2019年09月26日 18:32  クランクイン!

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写真「性いっぱい展」ネオンが輝くフォトスポット  クランクイン!トレンド
「性いっぱい展」ネオンが輝くフォトスポット  クランクイン!トレンド
 コンビニから成人雑誌が撤去され早1ヵ月。現在日本では、東京オリンピックなどで外国人観光客の増加が見込まれることを踏まえ、公的空間から、“性的なもの”を排除する動きがあります。そんな中、池袋のサンシャイン水族館では、9月27日(金)から、「性いっぱい展」という、性に関するイベントがスタートします。クランクイン!トレンドは、一足先に本展を体験! 思わず感動を覚えた本展の様子をレポートします。

【写真】“アレ”に見えると話題の「カワテブクロ」

■「性いっぱい展」とは?

 本展覧会のコンセプトは、「生き物たちの性の多様性」。海の生き物たちの「性」に関するコンテンツを体験できるという内容です。通常の営業からガラリと雰囲気も変え、館内1階は「歓楽街」として全体の照明を落とし、館内2階は「ムーディーなお部屋」として、水槽がピンクの明かりに照らされます。

 いつもの水族館の照明がピンクに変わるだけで、“大人の水族館”の出来上がり。日本発の「クラゲトンネル」も、なんだか艶っぽく見えてくるから不思議です。

■“ご本人登場”に高揚

 イラストを使用した性の解説パネルは、各生き物の水槽の前に置かれているため、「ご本人登場感」にテンションが上がります。性を知ると、「あなた、こんなことしちゃうのね!」と、いつもの展示より長く生き物を眺める自分が…。

 サンシャイン水族館の企画担当者、岸野さんのオススメは「シオマネキ」というカニの展示。「可愛らしいテイストで表現されている」ところが魅力だといいます。

 また、「カワテブクロ」など、「性いっぱい展」でしか見られない生き物を見ることもできます。「カワテブクロ」はヒトデの仲間。大きな手袋に見えるため、この名が付きましたが、“アレ”にしか見えないと、ネットを中心に話題です。

 さらに、ちょっとドキドキな「のぞきBOX」や「おさわりBOX」も発見。「のぞきBOX」では、生き物の性にまつわる動画などが見れます。ニコニコ動画の釣りタグに「AV(アニマルビデオ)」なんてありましたが、今回はガチです。

 一方「おさわりBOX」は、あなたの度胸が試されます。あえて内容は伏せますが、すごくドキドキしました。


■飼育員さんのトークが面白すぎる

 展示ももちろん興味深いのですが、特にオススメなのが飼育スタッフによる「性いっぱいトーク」。会期中毎週金・土曜日に、19時30分から10分間行われます。

 今回は、二見さんと高橋さんによるトークショーを拝見。「お○ん○ん」というワードを出す際は、高橋さんが代わりに卓上ベルを“チンチン”と2回鳴らします。これには、会場も湧きました。

 「性」に関する学術的な話から、ちょっとしたトリビアまで解説してくれる本トークショー。例えば、海にびっしりいる「フジツボ」は、メスとオスの生殖器を両方持っているんですって。

 雌雄同体というそうで、交尾はオスの生殖器を相手方のメスの生殖器に伸ばします。そのあと、オスメスの交代もあるといいます(!)。あまりの面白さに、メモを書く手が止まりません。

 さらに、フジツボは、体長の約8倍の男性器を持っているというから驚きです。2cmのフジツボの男性器は16cm。「人間で例えると、わたしが170cmなので、これくらい(水槽)ですね」という二見さんの解説に、またも会場は笑いに包まれました。


■水族館の使命を背負った「性いっぱい展」

 タブーとされている角度から生態を知る本展覧会。それでは、公的な場で、性を扱うことが好ましくないとされている今、なぜ踏み切ったのでしょうか?

 「へんないきもの展」や「もうどく展」などユニークな特別展を成功させてきたサンシャイン水族館は、“関心を持ってもらえる伝え方”の重要さを、これまでで痛感したと言います。

 先程のトークショーにあったような“人間に例える”という手法は、本来、動物園や水族館では行われてきませんでした。擬人化して伝えた場合、一般の人は体感しやすいですが、生き物の情報が、正確に伝わらないという懸念点もあるからです。

 サンシャイン水族館の丸山館長は、こう語ります。「水族館は、生き物を預かり、皆さんに生態をお伝えする使命を持っています。しかし、硬い内容だけでは、関心を持ってもらえず、多くの人に情報が伝わらないという課題もあります」。

 つまり、今回突き抜けた表現方法を用いて、重要なテーマを切り取った理由は、たくさんの人に生態を知ってもらうという、使命を背負った水族館の大きな覚悟からでした。生き物以上に、本水族館の方々の精一杯さが伝わります。

 どれだけタブー視しても、“性”は生きるため不可欠です。蓋をするのではなく、正しい距離感で接すれば、こうして新たな感動と学びを得られることもあります。日常に刺激と癒やしが足りない人は、ぜひ夜の池袋へ足を運んでみてはいかがでしょうか。

【「性いっぱい展」概要】
日程:9月27日(金)〜11月4日(月・振休)※10月17日(木)は休業
時間:18時30分 〜 22時00分
場所:サンシャイン水族館 本館

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  • 産めよ増やせよ地にみてよは、聖書の言葉?子孫繁栄とかは、拡大再生産と同じこと?もともとおおらかな世界だったのに、なんだか犯罪のような隠微な感じに聞こえるのは、私が悪いのでしょうか?
    • イイネ!8
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