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【2.5次元】舞台版「PSYCHO−PASS サイコパス Chapter1−犯罪係数−」久保田悠来インタビュー「観客の皆さんをこの世界観に引きずり込みたい」

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2019年09月27日 12:11  エンタメOVO

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写真狡噛慎也役の久保田悠来
狡噛慎也役の久保田悠来

 フジテレビ“ノイタミナ”ほかで放送されたテレビアニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」第1期が舞台化され、10月25日からの上演が決定。虚淵玄(ニトロプラス)による全面監修の下、人間の心理状態や性格傾向を計測して数値化する「シビュラシステム」が導入された近未来の世界を舞台にした物語がつづられる。物語の中心を担う公安局刑事課一係の執行官・狡噛慎也役を演じる久保田悠来に、作品に懸ける思いを聞いた。




−10月からは第3期となるアニメ「PSYCHO-PASS サイコパス 3」の放送も控え、注目を集めるアニメの舞台化です。出演のオファーを受けたときのお気持ちは?

 アニメシリーズのファンで、大好きな作品だからこそ出演することに悩む気持ちもありましたが、やはり「PSYCHO-PASS サイコパス」の世界観を役者として生きたいという思いが勝って出演を決めました。

−本作の魅力をどこに感じていますか。

 すぐ先の未来では、こういう状況が起こり得るんじゃないかと思わせる世界観が魅力的です。それから、誰しもが憧れるであろうキャラクターたちも魅力的ですね。単純に、格好いい。実は、狡噛よりも(舞台では前山剛久が演じる)槙島が好きで、槙島の方が僕のイメージに合うと思っていたので、今回、狡噛を演じるというのはチャレンジでもあります。そういう意味でも(本作に出演するのが)楽しみです。

−現時点で、狡噛という役柄をどのように捉えていますか。

 男がほれる男。職務上は非情な部分もありますが、その中にも芯が通っている。ただひたすらに格好いい、憧れるキャラクターです。見た目的には「筋肉」の印象が強いです。筋肉質の体で、真っすぐに進んでいくというキャラクターだと思っています。そして、何よりも「狡噛」という名前がすごいですよね(笑)。(監修の)虚淵さんと別の作品でご一緒させていただいたときに、どうしてこのような名前にされるのかを聞いたことがあるのですが、「現実にいない名前にしたかった」とおっしゃっていました。それにしても、「狡噛」という名前が出てくるのはすごいなと思います。

−筋肉の印象が強いということは、舞台に向けては体作りもする予定ですか。

 もうすでに始めています。僕と狡噛は身長と体重が同じぐらいなので、あとは筋肉量を上げていこうと思っています。僕は今、体脂肪が10パーセントぐらい。狡噛の体脂肪は、5〜6パーセントぐらいに見えるので、体脂肪率を下げつつ、体重はキープしなければいけないので、相当な筋肉量をつけないといけないな、と。

−公式サイトではPVも公開されていますが、そのPVは久保田さんが監督されたそうですね。

 そうなんです、構成を考えて僕が演出しました。作品の世界観が凝縮されたものになったと思っています。僕は、原作のある舞台では、原作を知らない人にも楽しめる作品にしたいと常に思っています。その世界観に引きずり込んで、舞台からその作品にハマっていただきたい。今回のPVが、原作を知らない人にも興味を持ってもらえるきっかけになっていればいいなと思います。

−本作に強い思い入れを持って臨まれていることが伝わってきます。

 PVを撮影している間は本当に楽しかったです。僕の芸能人生の中でも3本の指に入る楽しさでした(笑)。

−共演には、実力派の役者さんの名前が並んでいますね。大人な、重厚感のある作品に仕上がりそうだなと感じました。

 僕自身は、知らない方が多くて…。共演経験があるのは、(佐々山光留役の)細貝(圭)と(槙島聖護役の前山)剛久だけなんですが、2人とも久しぶりの共演なので楽しみです。それから、共演は初めてですが(征陸智己役の今村)ねずみさんには、1度ごあいさつをさせていただいたことがあります。大人の魅力にあふれた、とてもすてきな方でした。そういう先輩がいてくださるのは、僕としてもとても勉強になりますし、いい意味で甘えさせていただきたいと思っています。

−久保田さんが演じる狡噛は前山さんが演じる槙島と相対する立場になります。前山さんにはどんな印象がありますか。

 以前に共演したときは、お互いにホスト役だったので、その時の役柄のイメージが強く、槙島役は意外にも思いました。でも、幅広い役柄を演じることができる人なので、きっとすてきな槙島を作り上げてくれるんだと思います。

−演出を担当する三浦香さんの演出にはどんな印象が?

 三浦さんとも久しぶりです。的確にほしいものを提供してくださる方なので、すごく信頼がおける演出家だと思っています。

−では、もし、久保田さんが「PSYCHO-PASS サイコパス」の世界観に入らなければならないとしたら、どうしますか。

 すぐに「シビュラシステム」の一員になりたいと思います。僕の色相はそんなに濁っていないと思うのですが、免罪体質者の素質はありそうだと自分で思うので(笑)。なので、入り込んで、システムと一体化していきたいです。そういうものに抵抗がないんです、僕。今、現実でもICチップを体に埋め込む技術もありますが、僕も埋め込みたいぐらいです(笑)。

−SFや近未来ものが好きなんですか。

 好きです。中でも、「PSYCHO-PASS サイコパス」のような、実現可能な世界観が好きですね。数十年後には、こういう世界になっているかもしれないと思える世界に興味が湧きます。だから、今からSNSの発言にも気を付けないと(笑)。色相が濁るような言葉が並んでいたら、「シビュラシステム」に裁かれて、何もしていなくても隔離されてしまいますから(笑)。

−改めて、作品への意気込みをお願いします。

 観客の皆さんをこの「PSYCHO-PASS サイコパス」という世界観に引きずり込みたいと思っています。原作を知らない人にも、舞台を見たことで興味を持っていただいて、アニメも見てもらえたらうれしいです。そして、キャストのほかの作品も見たいと思ってもらえるように、みんなが魅力的に輝いている作品にしたいなと思っています。

(取材・文・写真/嶋田真己)


狡噛慎也役の久保田悠来


 舞台版「PSYCHO-PASS サイコパス Chapter1−犯罪係数−」は10月25日〜11月10日に都内・品川プリンスホテル ステラボールで上演。
公式サイト https://pp-stage.com

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