「約束のネバーランド」実写映画化に批判の声 12歳から16歳への設定変更に「世界観が崩壊」 原作者は「多分全部大丈夫」

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2019年09月27日 12:33  BIGLOBEニュース

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(c)白井カイウ・出水ぽすか/集英社 (c)2020 映画「約束のネバーランド」製作委員会

累計発行部数は1600万部を超えTVアニメ第2期の放送も決定している人気漫画「約束のネバーランド」が2020年冬に実写映画化することが発表された。しかし、同作にとって重要な年齢設定を12歳から16歳へ変更することに、ネットでは批判の声が相次いでいる。


「約束のネバーランド」は、週刊少年ジャンプで連載中の原作・白井カイウ氏、作画・出水ぽすか氏による脱獄サスペンス作品。幸せに満ち溢れた楽園のような孤児院「グレイス=フィールドハウス」で、いつか外の世界で幸せに暮らすことを信じていたエマ、レイ、ノーマンはある日、「孤児院で幸せに育てられていた子どもたちは、実は食用児として鬼に献上されるために飼育されていた」という衝撃的な事実を知る。全てが偽りだったと気がついた3人は、孤児たち全員を引き連れた脱獄計画をスタートさせる。


原作では孤児たちが鬼に“出荷”される年齢は12歳となっているが、実写映画では16歳に変更。主人公のエマを浜辺美波(19)、現実主義でクールな少年・レイは城桧吏(13)、理性的でリーダー格の少年・ノーマン役は板垣李光人(17)が務める。年齢設定については、「16歳に引き上げることで、深みのあるキャラクターを演じることができる俳優が集まり、これ以上無いキャスティング」になったとしている。


実写化発表を受けてネットでは、主に年齢設定を変更したことに否定的な声が多数。「世界観が崩壊する」「『脳がいちばん美味い時期→12歳』って設定なんだからそこ忘れちゃだめだろ!」「12歳までに出荷だったからこそのママの存在の大きさの感じ方とかあった」「無垢のなかに忍ばせた刃がいいんじゃん!」といった声があがっている。一方では、映画化によって作品を知らなかった人にも認知してもらえるため、「長期的な目で見れば儲けに繋がる」といった声も寄せられている。


今回の発表では、原作側のコメントも公開。白井カイウ氏は、ファンの心配を予想して「今『え…?でも日本で?この漫画、舞台アレだしキャラもアレだし、仕舞いにゃアレとか出てくるじゃん!?大丈夫!?』とか思ったそこの貴方、大丈夫。」と呼びかけ。自身も驚いたとしつつも、「アレもアレもアレも多分全部大丈夫です」と語っている。出水ぽすか氏は、「右へ左へ子供たちが駆け回る、活気と笑顔に溢れる現場で、実際にマンガの中に入り込んでしまったような気分でした…!」と太鼓判を押している。


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  • 12歳までならママ大好きな子供のままだけど、16歳まで孤児院に閉じ込めてたら反抗期バリバリだの脱走だの世界に興味しんしんだろ。
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