DeNA・今永はタイトル獲得ならず…ラミレス監督はファンに宣言「ここに日本シリーズで帰って来る」

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2019年09月28日 23:52  ベースボールキング

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DeNA・ラミレス監督
◆ 奪三振のタイトルへ向け先発も…

 DeNAの今季最終戦で先発を務めるのは、“エース”としてチームをけん引し続けた今永昇太。「最多奪三振」のタイトルを巨人の山口俊と争っている左腕だが、山口も同日の試合に先発するため、2個差で山口を追う今永としては、できるだけ多くの三振を奪って試合を終えたいところだった。

 DeNAのラミレス監督も「1年を通してここまで頑張ってくれた。なんとかタイトルを取ってもらえれば」とバックアップ。0-4の劣勢でも6回の打席に送り出し、投球数が110球を超えた8回もマウンドに送り込んだが、福留孝介に適時打を浴びた時点での降板となった。

 最終的には、7回1/3を129球、被安打7、4四死球で7失点。注目の奪三振は「7」という結果。結局、同日に行われた試合で山口が7奪三振で、最多奪三振のタイトルを手にすることはできなかった。試合も、残り3戦全勝でCS進出を果たせる阪神の気迫に押されたのか、0-7と完敗を喫した。


◆ 指揮官はファンに感謝

 公式戦の最終ゲームということで、試合後にはセレモニーを開催。ラミレス監督がファンに向け、日本一になるための戦いを本拠地で見せることを高らかに宣言した。また、シーズンを通したサポートに関しても感謝の言葉を口にし、選手やコーチ陣とグラウンドを一周。真っ青に染まったスタンドに手を振ってグラウンドを後にした。

 目の前での胴上げをされた、あの日の屈辱を胸に、敵地でリベンジ胴上げを果たすべく、知将は策を練ることだろう。その先にある“日本一”という栄冠を掴むために。

▼ ラミレス監督の挨拶
我々の目標は優勝する事でしたが、序盤はとてもとても苦しいシーズンでした。
何とかここまで来ることができ、2位になることができました。

9月21日、我々の希望はジャイアンツによって終わらせられましたが、24日に2位の座をつかむことができました。
皆さん、クライマックスシリーズを、ここ横浜スタジアムで開催することができます。

我々はベストを尽くし、ファーストステージ、ファイナルステージを勝ち抜け、そして必ず日本シリーズで、ここ横浜スタジアムに帰って来たいと思います。
我々はそれを一度実現している。そして今回は必ず勝利したい。

繰り返しになりますが、皆さんのサポート、本当にありがとうございました。


取材・文=萩原孝弘(はぎわら・たかひろ)

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  • 低レベルなタイトル争いやわ。ファンをバカにしとるわ!
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