最終戦で3位に滑り込んだ阪神・矢野監督「皆さんと最後までしっかり戦っていく」

○ 阪神 3 − 0 中日 ●
＜25回戦・甲子園＞

　阪神は30日の中日戦(甲子園)を制し、2年ぶりのCS進出が決定。 怒涛の6連勝で3位広島をかわし、奇跡的な大逆転劇を見せた。

　矢野監督は試合後のセレモニーで「選手たちが粘りに粘って、掴んだクライマックスシリーズの切符を皆さんと最後までしっかりと戦っていきたいです」と、ポストシーズンへの意気込みを口にした。

　安定したブルペン陣の奮闘が光り、シーズン終盤に驚異の追い上げを見せた阪神。8勝4敗と分のいい横浜スタジアムに乗り込み、2年前のCSファーストステージで下克上を許した相手へのリベンジに挑む。

◆矢野監督スピーチ
　今年も、この甲子園球場に300万人以上のタイガースファンの方に来ていただきました。ビジター球場でもタイガースファンの方が来て下さり、一緒に戦ってくれたことに心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
　そして、今現在、ラグビーＷ杯で日本チームが日本中に大きな感動を与えてくれています。阪神タイガースもファンの皆さんに感動と子どもたちに夢を与えられるようなチームになっていきます。選手たちが粘りに粘って、3位ではありますが、掴んだクライマックスシリーズの切符を皆さんと最後までしっかりと戦っていきたいと思います。1年間、ありがとうございました。