GACKT『マジで大変だけど。覚悟ある?』 自分に憧れる人に返す言葉

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2019年10月03日 11:02  新刊JP

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『GACKTの勝ち方』(NORTH VILLAGE:発行、サンクチュアリ出版:発売)
夢も目標もなく、ただ生きているだけの人もいれば、夢や目標を追っているものの、なかなかうまくいかない人もいる。そして、夢も目標も100%に近い確率で達成し、自分の望む人生を手に入れる人もいる。

これらの人の間にどんな違いがあるのかはわからない。しかし、夢も目標も叶え続けている人の言葉からにじみ出る生き方は、やはりストイックで、厳しいものだ。

■『GACKTやるって、マジで大変だけど。覚悟ある?』

ミュージシャンや俳優のみならず、実業家としても活躍するGACKTさんは、自身の生き方や働き方、人生観をつづった『GACKTの勝ち方』(NORTH VILLAGE発行、サンクチュアリ出版発売)で、「オレもGACKTになってみたい」と言われた時の返し方として、こんなセリフを残している。

『GACKTやるって、マジで大変だけど。覚悟ある?』

きらびやかな人生を送っているように見える人も、陰では必死に努力し、汗を流し、試行錯誤を繰り返しているもの。GACKTさんも「理想の自分」を体現しつづけるために、米を食べず、大好きなラーメンも年に一度だけ、食も一日一食、そして毎日の厳しいトレーニングと、すさまじい節制をしている。

どうしてそこまでやるのか。

【こうありたい】と願う、ボクが描くGACKTの背中を、ボク自身が追いかけている。(中略)それが、【GACKTである】ということ。ぼくが一番GACKTをナメて無い。(p.81より)

「あんな風になりたい」と人をうらやむよりも、常に自分の前を歩く理想の自分を追いかけ続けた方がいい。そういう人は輝いて見えるものなのだ。そして理想を追い続けるためには、まず自分の可能性を認め、その可能性を現実のものとするためのできることはすべてやらないといけない。GACKTさんの言葉からはそんなメッセージが感じられるのではないか。

■『勝負に必要なもの、それは覚悟。覚悟が無い者が多すぎる。』

GACKTさんは10代、20代の頃、ケンカを売られることがよくあった。なぜケンカを売られたかについて「心当たりは…、ある」とも。

売られたケンカを買えば、そこからは勝負になる。こうした経験を通してGACKTさんは仕事にも通じる「勝負に勝つための覚悟」を学んだようだ。

10人相手にケンカする【ヤバさ】と、仕事をする上での【失敗】は本質的に同じ。
一歩間違えたら死ぬかもと思った上で、【死んでもやり遂げる】と心に決めることが【覚悟】。つまり、失敗は【死】だと覚悟する。(p.86より)

失敗は「死」だと覚悟が決めて戦う人は、おそらく勝つし、刺されても刺し違える。仕事でもスポーツでも、レベルが高くなればなるほど実力は拮抗する。戦術も戦略も甲乙つけがたい中で勝敗を分けるのは、「覚悟」なのだ。

 ◇

「最後は『GACKT、やっぱヤベェわ』と己に対し笑って死にたい。」

とつづっているGACKTさん。その人生論と仕事論を語る言葉は心を奮い立たせられるものばかり。自分を変えたい人、夢や理想を追う人にとって、本書は勇気を与えてくれる一冊になるに違いない。

(新刊JP編集部)

このニュースに関するつぶやき

  • GACKTさんの生き方はかっこいいし憧れるけど、しんどいので真似しようとは思わない。キャラとしてはGacktさんのが好き。
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