資生堂が"熱で紫外線防御効果が高まる技術"を世界で初めて開発、来春発売商品から応用
4
2019年10月07日 21:22 Fashionsnap.com
資生堂が、塗布した日焼け止めが太陽の熱などで温められると紫外線防御効果が高まる技術を世界で初めて開発した。
【こちらもチェック】花王が紫外線を防ぐ成分を肌に均一に塗布できる世界初の技術を開発
日焼け止めは均一に塗れているようにみえても、紫外線防御成分のような分子レベルのものを均一にすることは非常に難しく、また紫外線防御成分は不均一な状態の場合、効率よく効果を発揮できないという。熱エネルギーを活用した今回の新技術では、熱エネルギーセンサーが熱を感知すると紫外線防御成分と共に塗布膜中で均一に広がり、整った状態を維持することで、紫外線防御成分が能力を十分に発揮できるようになったという。同社はこれまで開発してきた水や汗に強いサンケア技術に加えて、新技術を来春発売の日焼け止め製品に順次応用していく。
【あわせて読みたい】資生堂が化粧品以外のイノベーションに着手、スマートフットウェア「オルフェ」開発会社など3社と協業へ
Copyright(C) 2024 FASHIONSNAP 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。