ペットに“幸せ”感じる飼い主は97%「帰宅した時の歓迎ぶりは家族以上」「涙の匂いを嗅ぎ慰めてくれる」

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2019年10月10日 10:22  Techinsight Japan

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飼い主に幸せをもたらしているペットたち
あなたはペットを飼っているだろうか。一般社団法人ペットフード協会によると、2018年度の全国推計飼育頭数は犬が890万3千頭、猫が964万9千頭に及ぶという。このたび「ペットとの生活に関する調査」が実施された。また回答として寄せられたエピソードでは、ペットと飼い主との心温まる日常がうかがえる。

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この調査は、ペット用おやつサプリメント「ディアライフ・サプリ」の新発売に合わせて株式会社ディアライフが、犬を飼育している男女250名と猫を飼育している男女250名を対象に行ったもの。

まず1か月にかかる食費(1匹分)について聞いたところ、少額の「1000円未満」では猫の方が10.4%と犬よりも多かった。猫に比べて大型犬・中型犬は体が大きいためその分食費がかかることも予想される。それでも犬・猫ともに回答数が多かった「1000円以上2000円未満(24.2%)」「2000円以上3000円未満(23.4%)」を合わせると、約半数の飼い主が1か月1000円〜3000円をペットの食費にかけていることが判明した。さらに食事以外にも、おやつやサプリメントを定期的にあげている人も51.4%いた。


そのペットの食事については大部分(85.4%)の飼い主が「気を遣っている」と回答したが、購入する際にどのような点を気にしているかを質問した。すると、「ペットがよく食べる(68.1%)」「安全性(60.9%)」「素材の良さ(48.5%)」「栄養面(47.5%)」となり、ペットの健康面に気を配っている人が多いようだ。


またペットの健康を考える上で切り離せないのが動物病院だ。動物病院に行く頻度を聞いたところ、最も多かったのが「1年に1回程度(28.8%)」、続いて「3か月に1回程度(20.0%)」、「6か月に1回程度(19.4%)」という結果に。「1か月に1回程度(10.2%)」を合わせると、約半数が半年に1回以上動物病院に行くことになる。近年では飼育環境や医療技術の向上によりペットの長寿・高齢化が進んでいる。それに伴い病気やケガでの通院や、予防接種を受けるなど動物病院に行くケースが増えている。一方でペット保険に加入している飼い主は28.8%と約3割にとどまった。


このように食事や健康に気を配りながらもペットを飼うのはなぜなのか。「ペットと過ごしている時、幸せを感じるか」の質問では、「感じる(69.4%)」「どちらかというと感じる(27.6%)」を合わせると、なんと97%の人が幸せだと感じているという事実が明らかに。さらにペットがどのような存在なのか聞いたところ、8割近くの人が「家族(76.4%)」と回答した。


そのペットとのエピソードでは、心温まる回答が寄せられている。

犬の飼い主からは「甘えん坊で夏の暑い日でも、体のどこかしらを人にくっ付けてきてごろんと寝る」(神奈川県・38歳女性)、「帰宅した時の歓迎ぶりは家族以上」(東京都・61歳男性)、「日本全国周って色々なところに一緒に行きました」(岡山県・33歳女性)、「学生時代に家を離れ一人暮らしをしていたが、たまに実家に帰ると玄関に入った瞬間から飛びついてきて喜んでくれた。しばらく会っていなくても忘れられていないことがとても嬉しかった」(静岡県・39歳男性)、「悲しい時に涙の匂いを嗅ぎに来て慰めてくれる」(広島県・31歳女性)。

猫の飼い主からは「自分の体調を気使ってくれる。 いつも寄り添ってくれる」(東京都・54歳女性)、「夏で暑くても膝の上でくつろぐのを見ると癒される」(京都府・64歳男性)、「亡くなった先住猫が、猫との生活はこんなに楽しいということを教えてくれた」(東京都・59歳女性)、「悲しみに暮れていた時、肘を軽くたたいて励ましてくれました」(東京都・39歳女性)、「長く一緒に暮らすうちに意思疎通ができるようになった」(東京都・66歳女性)。

ほとんどの飼い主に幸福感をもたらしているペット。単なる動物ではなく大切な存在と言えそうだ。
(TechinsightJapan編集部 高沢みはる)

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