MotoGP:リオデジャネイロでブラジルGPが2022年に復活。建設予定のリオ・モーターパークで5年間開催

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2019年10月10日 23:31  AUTOSPORT web

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MotoGPスタートシーン
MotoGPをプロモートするドルナスポーツは10月10日、2022年にブラジルのリオデジャネイロでMotoGPを開催すると発表した。2021年に完成予定のリオ・モーターパークで5年間の開催が予定されている。

 リオ・モーターパークは全長4.5キロ、右コーナーが6、左コーナーが7のレイアウトで、ラップタイムは想定では最高峰クラスが1分38秒台になる。2016年にオリンピックなどが開催された地区であるリオデジャネイロのデオドロに建設予定で、完成は2021年になるという。

 ドルナスポーツとリオ・モータースポーツとの契約合意により、現在未完成のリオ・モーターパークで、MotoGPが2022〜2026年まで5年間開催する。最後にリオGP(ブラジルGP)が開催されたのは1995〜2004年のジャカレパグア・サーキットで、後にオリンピック公園に再利用された。

 リオデジャネイロのマルセロ・クリベラ市長は「新設レーストラックの最初のレースに2022年のMotoGPが決まったニュースは、我々の都市にとって大きな前進だ」と語った。

「デオドロのレーストラック建設は、壮大なプロジェクトであり、7000人の雇用を生み出すとともに、リオが主要な競技会で主導的な役割を取り戻すために特別な投資をする。多くのニーズを持つ西部地区の開発を進め、観光を促す」

 リオ・モータースポーツのJR・ペレイラCEOは「ドルナは、我々が行った全ての交渉において、大変忠実なパートナーだった。現在、INEA(リオデジャネイロ州環境庁)の規制方針に従い、地域の環境影響調査を完了させ、2年以上に渡り構築された契約合意を正式化することができた。MotoGPをリオに復帰させるという夢を実現できたことを、カルメロと彼のチームに感謝する」とコメント。

 ドルナスポーツの最高経営責任者のカルメロ・エスペレータは「MotoGPがリオデジャネイロに戻ってくることを非常に誇りに思う。リオデジャネイロは世界でも本当に象徴的な都市のひとつであり、素晴らしい国だ」と続けた。

「ブラジルはバイク、バイクレース、モータースポーツにおける重要な市場であり、誇れる歴史がある。MotoGPが2022年に復帰する際に重要な役割を果たすことを確認し、非常に楽しみだ」

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